まずはエクレアと一緒に兄を誘い出すことに。






─海岸洞窟─
現場に到着！






エクレア『ここまで無防備とは……。』






機械アリ登場！






？？？『キャオラァー！！』






Σヘルちん『か、壁から何かでかいの出てきたー！？』






エクレア『あの巨大ゴーレムには兄が搭乗しているのです。
その名もドリモグラ！』






エクレア兄『いつからそんな不良になったんだい？
兄さんは悲しい、悲しいよ！シュコオオオゥ！』






エクレア『何が不良ですか！
あなたのやっていることの方が
よっぽど不良でしょう！？』






エクレア『地下帝国の建立だなんて──。
小学生だって考えませんよ。
そんな、子供じみた野心は捨てて、
正しい道に戻りなさい……！』






エクレア兄『謝るどころか反旗をひるがえすんじゃあ、
兄さんからの再教育が必要だね！
ギュルルウッン！
ギャルルルウウッ！！』






『潜獣神ドリモグラ』出現！






─数ターン後─
エクレア兄『─んんんーっ！マーベラス！
強いじゃないですか～、君達ィ！』

潜獣神ドリモグラは穴の中に姿を消した…






Σヘルちん『ど、どういうことこれ？
もう逃げたの？？
追いかけなくていいの？』






エクレア『なんてエグい侵入角度……。
殆ど直角に近い……。
スワンが水を潜るかの如く、
無駄なく最小限の面積で掘り進めている……。』






かなづち大明神『いや、そんなことよりも
地面の中に逃げられるのってまずいですよ。
こうなると、こちらからは
一切の手出しが出来ないし──』






エクレア『いえ、そこは大丈夫。
次を仕掛ける意志があるからこそ、
わざわざ戦力を測ったのでしょう……。
必ず遭遇チャンスはあります。』






エクレア『兄が洞窟内の何処からでも奇襲出来る以上、
どんな場面で、仕掛けてくるか分かりません。
この洞窟を探索中は、
あらゆる場所で警戒を続けてください。』






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その後、洞窟のトンネルを通ろうとすると…






再び『潜獣神ドリモグラ』出現！






エクレア兄『キシシッ！
待っていたよハグレ王国諸君！』






Σヘルちん『─ぎゃわわーっ！？
ずるいーっ！
まさかトンネル内で襲ってくるなんてー！？』






ティーティー様『泣き言は後じゃ、ヘル……！
とにかく、ここじゃ戦いにならん！
急ぎ、トンネルの入り口まで後退するぞ！』






かなづち大明神『分かりました！
私が殿(しんがり)を務めます……！
ヘルさん達は早く入り口へ！』






エクレア兄『ひひひっ！
普段、モグラが見ている世界はどうだい？
ま、ボクは暗視ゴーグルがあるから、
君達の動きは丸わかりだけどねぇ。』






エクレア兄『やあ、エクレアちゃん。
そこにいたか。
これで分かっただろう？
兄さんに降参する用意はしてきたからな？』






エクレア『ええ、そうね。
皆さん──きつく目を閉じていて！！
絶対に開けちゃダメ！！』






エクレアは閃光弾を放った！！

エクレア兄『なっ？
ぐわあああああああーっ！？』






エクレア『モグラの目に太陽はきくでしょう……！？
さあ、皆さん！今のうちに後退しましょう！』






ヘルちん『ふううぅ、良かった～！地上だぁ～！』






かなづち大明神『まだ洞窟内ですけどね、ここ。』






ティーティー様『追っては……来ないか……。
さすがに忍耐強く待ち伏せするだけあって、
行動が慎重じゃな……。』






ティーティー様『おい、エクレア。
お主知っておったな？』






ティーティー様『待ち伏せを予測出来ていて、
わしらに伝えなかったじゃろう？』






エクレア『ああ、すみません……。
兄を欺くのに、
中途半端は良くないと思いまして。
それに、どこに監視されているか分からないし。』






ティーティー様『な、なんじゃこれは？
もしかして、ドリモグラか？』






エクレア『はい、今映っているのは、
ドリモグラの潜行形態です。
数字は座標や深度、
それから速度を示しています。』






かなづち大明神『ド、ドリモグラの動きを
モニター出来ているってことですか？？
しかし、どうしてこんなデータが手元に？』






エクレア『閃光弾はただの目くらましでは
なかったということです……！
実は、逃げる前に、追跡用のチップを
ドリモグラにくっつけておいたのですよ。』






エクレア『おそらく、兄が根城としているところが
別にあるはずです……。
うーん、さすがに兄は用心深い……。
今は、ランダムに地中を掘り進めています。』






エクレア『居場所が確定したら
改めて皆さんに、
キャンプでお知らせしますので。』






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エクレア『あ、皆さん……！
お待たせしました。
兄が本拠地とする場所が
分かりましたよ。』






エクレア『場所は海岸洞窟の更に地下になります。
海岸洞窟の一番南側の部屋から、
更に南方向に34メートル、
下方向に20メートルですね。』






エクレア『侵入方法の結論としては、
ゴーレム運搬用のベルトコンベアを使います。』






エクレア『地下にあるゴーレム生産室から、
洞窟内南側の部屋へと、
ベルトコンベアが通じているようなのです。』






ヘルちん『え、待って、ベルトコンベアの上を走るの？
それって角度凄いことにならない？
さっき下に何メートルって言ったっけ？』






エクレア『南方向に34メートル、
下方向に20メートル。
ですから、実装距離は40メートルくらいで、
傾斜は30度くらいですね。』






Σヘルちん『走れるかっ！！』









大地属性スキル持ちを連れていこう！






エクレア『もう一踏ん張りです……！
兄の地上侵略の野望を阻止するために、
どうか私に力を貸してやってください……！』






かなづち大明神『どん！と任せてくださいよ！
美人さんの頼みだったら、
このカナヅチ大明神！
地の底にだって駆けていきますよ！』






エクレア『あ、ありがとうございます。
(心強いけど、この人なんか苦手……)』






追加EXクエスト「ドリモグラの野望」発生！






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ここのトンネルから南側の部屋へGO！






南側の部屋のベルトコンベアからさらに地下へ！






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スライミーズから無事到着！（ﾟ∀ﾟ）






ヘルちん『へっばっぶっ！！』

安定のヘルちんｗｗｗ






ヘルちん『かかとからっ！
かかとから頭のてっぺんまでジーンと響く！！』






普通に着地したエクレアに逆ギレするヘルちんｗｗｗ






エクレア『そ、そんなこと言われたのは初めてですが、
胸に刻んでおきます。』






全員無事到着！（ﾟ∀ﾟ）
※ヘルちんは除くｗ






エクレア『この生産室を出たら、南にすぐの所です。』






レーザー罠の仕掛けを解こうとするエクレアを尻目に
レーザー罠をあっさりすり抜けるスライミーズｗ






エクレア『科学の……敗北ッッ……！！』

そこまでショックなの？ｗ






ついでに工場を散策するヘルちん。



敵兵増援ｗ安定のヘルちんｗｗｗ






固有装備『★試作ドンガメ砲』ゲット！（ﾟ∀ﾟ）






激レア装備ゲット！（ﾟ∀ﾟ）






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改めて遂にボス戦へ！（ﾟ∀ﾟ）






エクレア兄『シュコォォォ……んーっ、今日もイイ天気だ！
関節のきしみもなく、
素晴らしい日になりそうな予感がするねぇ。』






エクレア兄『当然、気付いていたんだよ。
エクレアちゃんが付けた追跡チップにはね。』






エクレア兄『こうやって蓋をしてしまえば、
君達は逃げられないだろう？
キシシッ……！』






ティーティー様『どうせ、ヤバくなったら、
追跡チップを外して土の中に逃げる気じゃろう？
わしらは勝つ気で来たが、
お主が逃げ腰ではどうしようもない。』






エクレア兄『ははんっ、ボクを挑発してるのかい？
追跡チップだったら最初から外す気はないさ。
技術と力で圧倒してこその決着なんでねぇ。
絶望してぶつかり合いにもならないのは困る。』






ティーティー様『ほう、ずいぶんとなめられておるな……。
わしらも、かなーり名を上げたつもりだったが、
地下までは届いておらんかったかぁ……。』






『潜獣神ドリモグラ』出現！






─数ターン後─
『潜獣神ドリモグラ』は土の中に潜行した！






潜行中は土属性スキルが有効！






『潜獣神ドリモグラ』撃破！（ﾟ∀ﾟ）






エクレア『メインエンジンは破壊しました……！
もう動けませんよ、兄さん！
大人しく降りて来なさい……！』






ティーティー様『(………。
チップを捨てれば地中を逃げられただろうに、
吐いた唾を飲むような真似をせず、
最後までここで戦った……。)』






ティーティー様『(敵ながら天晴れ……。
さて、搭乗者はどんなヤツか……。)』






エクレア兄『チクショー！！(◎-◎)』






ティーティー様『うん？』






エクレア兄『ああっ、ドリモグラが！
ボクがこいつにどれだけの金と愛と技術を
注ぎ込んだと思ってんだよー！』






エクレア『そんなものは壊れてしまえばいいんです。
兄さんの野望と一緒にね。
ドリモグラが動かなければ、
あなたの計画も前には進みませんね……！』






ティーティー様『い、いや、待ってくれ。
あれは本当にお主の兄なのか？』






ヘルちん『そうですわねぇ。
髪の色もエクレアさんと違いますし……』






かなづち大明神『そもそも、ザッハトルテっていう
名前のイメージとはかけ離れていますよねぇ……。』






エクレア兄(ザッハトルテ)『待合室で「ザッハトルテ様～」って
呼び出しが流れてから視線が集まって、
その三秒後に鼻で笑われる気持ちが分かるか！？
学校でも、病院でも、銀行でも。何処でも！！』






エクレア兄『いい加減うんざりだっ……！
だからボクは地下にこもったんだヨ……！
そらなのに、なんでまた
引き摺り出すような真似をする！？』






エクレア『何被害者ぶってるんですか……！
あなたが、地下帝国を作って、
地上侵略を企んでいるから悪いんでしょう？』






エクレア兄『バ──カ！！』






Σエクレア『はぁあ！？』






エクレア兄『ばーかばーか！
地上征服する気なんて最初からねえよ！
ボクはただ……ボクはただ地下に
ボクの居場所を作りたかっただけだよ！』






エクレア『私の前で事実を曲げることは通用しませんよ！？
あなた、家を飛び出すときに、
なんて言っていたのか覚えてないんですか！？』






エクレア『「ボクはボクを虐げた人間達を許さない！
いつかボクの技術で世界を征服してやる……！」』






Σエクレア兄『ぎゃー！やめて！真似しないで！
身振りまで合わせてこないでぇ～！』






エクレア『そうやって地下に消えて
何年も音沙汰がないから、
こうして、探しに来てみたら
あーらびっくり大帝国！
ゴッデス建設と怪しげな取引もしてるし！』






エクレア兄『あ、ああ、ゴッデス建設ね。
あそこは掘った土を高く買い取ってくれて
本当に助かるよねぇ……。』






エクレア『皆さん、兄をふん縛ってください！
そうしたら、
私が地上まで引き摺っていきます！！』






ティーティー様『ややっ、ちょっと落ち着いてくれ、エクレア。
わしらには今何が起きているのか、
どちらの主張が正しいのかすら分からぬ。』






エクレア兄『中学生くらいの頃まで、
「魔法少女:永久恋愛(エクレア)」
とか名乗っていて
可愛かったのになぁ……。』






エクレア『お兄ちゃんッ！！！』






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ティーティー様『早速じゃが、お主に地上侵略の野望は無いという話の裏付けがとりたい。
そのために、まずはパトロンについて
訊きたいのじゃ。』






エクレア兄『ああ、ゴッデス建設の人か。
これについては
上手く説明出来る気がしないなぁ……。
何しろ容姿からして怪しいんだもんな。』






エクレア兄『いつもぶかぶかの灰色のローブを着ていて、
顔にはマスクをつけている。
だから、体型も顔も一切分からないんだ。』






エクレア兄『更に、そのローブから
背中側に突き出すように黒い翼が出ていて、
そのシルエットは、女神どころか、
悪魔に近いんだよねぇ……。』






エクレア兄『買っていくのはボクらが掘った土だけ。
水晶には目もくれず、
ゴミとなっている土だけを
大量に買っていくんだ。』






エクレア兄『土以外の何かを要求されたことも
ないんだよねぇ……。
ボクの技術をうらやましがったり、
ロボットを貸してと言われたことも無い。』






エクレア兄『「粘土遊びをしているんです」
って言ってたような…？』






エクレア『これだけの金が流れているのに、
そんな説明で納得しろと？』






エクレア兄『ソレ、この階層の深部に繋がる部屋の合い鍵。
取引の時は、
ボクがその場所に土を持っていくのさ。』






ドリモグラの野望のクエスト達成！（ﾟ∀ﾟ）






エクレア『このダンジョンの最深部に
私を連れて行ってください。』






追加EXクエスト「パトロンの正体」発生！







※画像はプライバシー保護の為、モザイク処理がされておりますｗ
それにしてもゴッデス(女神)建設で黒い翼で粘土遊びの土を欲していてダンジョン拡張している黒幕……？
一体何女神オブダンジョンなんだ…(棒)






黒幕の元へ突撃ですわよ！

次回は水着イベントEX編：その9(南の島ダンジョン-2)でち！