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『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
水着イベント「秘密結社をご存じ?」編:その34(始祖竜の叫び-その5)でち!
ヘルちん『ようやく海底神殿に到着です!』
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リュウビトによる地上侵攻事件の黒幕はアリウープだった。
アリウープは「竜の島の奥で待つ」と言い残し地上を去る。
何故彼女は身内のリュージン達をも裏切り、独断で暗躍していたのか?
アリウープの真意を知る為に、秘密結社は竜の島へと突入。
そして一つ目の階層、「大地層」を突破、
さらに深い階層、「水麗層」「最下層」を突破し、
秘密結社は遂にアリウープが待つ、
「海底神殿」へ辿り着いたのであった。
━━竜の島 海底神殿━━
アリウープ『井の中の蛙、大海を知らず──
されど、空の青さを知る。』
アリウープ『ここも蛙が好きにするようになったら
駄目じゃな……。
近いうちに、海に沈むかもしれん。』
アリウープ『どうした?
せっかく、仇敵を追い詰めたのに、
冴えない顔色じゃな?』
レプトス『大婆様……この建物は一体??』
アリウープ『ここは墓地ぞ。リューグー都市計画の犠牲者のな。
およそ二百人が眠っておる。
今はもう名前を見ても顔も思い出せんが……。』
レプトス『二百人……??
それは、私達が知っている
リューグー都市と関係があるのですか?』
アリウープ『わしを含め、
今、始祖竜と呼ばれている奴らはな。
全て、リューグー都市計画の参加者なのよ。』
アリウープ『建築技師、生物博士、元王子、王女から、
傭兵、火薬の専門家に至るまで、
無数の職業が志願者として集められた……。』
アリウープ『結果を急ぐあまり、指導者が無茶を働いたのよ。
それが人魚の薬じゃ。』
アリウープ『参加者は全員それを飲まされた。
すぐに素晴らしい効果があった。
魚のように水中で活動する力、尽きぬ活力、圧倒的な馬力──』
アリウープ『皆が皆、海のヒーローだったなぁ……。
海底都市計画は、ロケットの加速度で進み、
リューグー都市の完成は誰が見ても日に日に近づいていた。』
アリウープ『……あの薬の本当におそろしいところは、
副作用がすぐには出ないことよ……。』
アリウープ『数ヶ月後に頭痛がきた。
誰もそれを人魚の薬のせいとは分からず、
海底の暮らしのせいだと思って、すぐには対処出来なかった。』
アリウープ『数日後に皮膚を突き破って角が現れた時点で、
これは尋常じゃないことが起きていると、皆が気づいた。
急いで本都市に向けて連絡を取った。』
アリウープ『……が、返事が返ってくる頃には半数が死んでいた。
頭が破裂してな。角の苦しみに耐えたものは、
次に尻尾が現れた。苦しみが終わらないことを悟った。』
アリウープ『そこで止まった者もおる。
うろこが生えたものもおる。
完全に竜になる前に、自殺した者も多かったな。』
アリウープ『地獄の中で生き残った者が全部で九名。
それが、わしら始祖竜ぞ。』
レプトス『そ、そんな──
ち、地上からの助けは?』
アリウープ『ありはせん。むしろ、地上への道は全て封鎖された。
伝染することを恐れて
わしらの全てが死ぬのを待ったんじゃな。』
アリウープ『古代人がこの世界からの脱出を決意したのは、
この計画が大失敗していたからよ……。』
アリウープ『わしらは恨みを晴らすことも出来ず、
海底で生き続けて、
そして、長い長い生の果てに今に至る──』
ミア『だけど、あなたとリュウビトでは、
かなり姿形が違うわ?
リュージンとリュウビトの違いはどこから来ているの?』
アリウープ『ふんっ、それはわしが聞きたいな。
薬を飲み続けた量だったのか、
個体差だったのか……とにかく、竜化には個人差が出た。』
アリウープ『しかし、その呼び分けは、もともとはなかったものじゃ。
わしらと、リュウビトが敵対を始めた頃から、
いつの間にか二つは分けて呼ばれるようになったな。』
アリウープ『敵対の理由は……まぁ、よかろう。
わしがリーダーとしてリューグー都市を
治めていたせいかもしれん。』
アリウープ『あいつらは、やがてこの世界樹に居を移した。
それから、ずーっと争ってきた……
が、それもようやく今日で終わりそうだ。』
アリウープ『リューノホトケ。持ってきたか?
始祖竜のものであれば、ここで回収したい。』
ローズマリー『何を馬鹿な……。
あなたの話は同情する余地がありますが、
しかし、あなたには絶対にリューノホトケは渡せませんよ。』
アリウープ『ほう?なぜじゃ?』
ローズマリー『あなたは人魚の薬に
苦しんだように言っていますが、
同時に、人魚の薬の製造に手を出していますね?』
ローズマリー『メリュジーヌ邸でペコロドンと同種の巨大魚を見てきました。
あれは、どうやら人間に
人魚の薬を飲ませた結果のようです。』
ローズマリー『ウラシマ夫妻──
違いますか?』
アリウープ『わっはっはっ!そこまで調べがついておるか。
さすがといったところじゃな~。
まあ、拒むならそれで良い。』
アリウープ『お主等を殺せば、
それも一緒に回収出来よう。』
アリウープ『ここまで、始祖竜を始末してくれて助かったぞ。
ここにいれば、必ずお主等と始祖竜で、
争いが起きると思っていたからなぁ……。』
アリウープ『いや、なに、始祖竜同士では決定打に欠くのじゃ。
何しろ気が遠くなるほどの間、
争いを続けてきておるのでなぁ……。』
アリウープ『太陽作戦が失敗した時は焦ったが、
お主等は、想像以上に見事な働きをした。
もはや、リュージンの天下は揺るぎないじゃろう。』
アリウープ『感謝するわい。
だから、お前等はここで死ね。』
ローズマリー『……もう一つ聞かせてください。
どうして、人魚の薬を憎むあなたが、
人魚の薬を人に投与したんですか?』
アリウープ『もちろん、見てみたかったのよ!
人魚の薬で変貌する人間を──!
わしら始祖竜を越える、凶暴で強靭な竜を見てみたかった!』
アリウープ『結果的に残念極まりない!
あのザマはなんだ……!
あれほど落胆した日は、他にないぞ!』
アリウープ『しかし、それくらいの娯楽は許されると思わんかね!?』
ローズマリー『残念です……。
あなたとはわかり合えそうもない……。』
アリウープ『もとよりわかり合うつもりはない。
どうせ、わしからは、逃げられんよ。』
アリウープ『……扉は閉めた。
お主等にはもう開けられぬ。
始祖竜のリーダーである、わしの紋章を奪わない限りはな。』
レプトス『大婆様……レプは未だに信じられません……。
ペコロドンは人間で、
ただ、迷い込んだだけの人だったのですか?』
アリウープ『レプ……。
これを言うのは二度目じゃ。
今度は間違うな。』
アリウープ『わしと共に来い。』
レプトス『ただ、快楽の為だけに
あのような化け物にしたのですか!?』
アリウープ『わしと来いッ!!!!』
レプトス『嫌ですっ!!
私は大婆様が大好きだからっ!!』
レプトス『今の間違っているあなたを──
正す為に戦います!!』
アリウープ『はっ……!ちと好きに育てすぎたな……!
まあ、良いわ!
圧倒的な実力差を見ればお主の気も変わろう!』
アリウープ『では行くぞっ!!
始祖竜の猛攻を防ぎ続けた永劫の時を──
お主等に技として叩き込んでくれようっ!』
『龍宮王アリウープ』と戦闘開始!
━━戦闘中━━
『龍宮王アリウープ』の猛攻に耐え切る秘密結社!(゚∀゚)
アリウープ『……ほう、なるほど。
対策はしてきておるようじゃな。』
ローズマリー『……アリウープ。
私達は殺し合いを望んできたわけではない。
あなたが、リュウビトの煽動をやめて、
地上の安全を約束するというならば──』
アリウープ『はっは……!どうしたどうした……!?
勝利宣言には早すぎるのではないのか?
宴はまだ始まったばかりぞ!見よっ!』
《龍宮王アリウープは水龍の覇気を登らせて雨を降らせた!!》
Σデーリッチ『わあ!?なんでちかこれ?雨!?』
ヘルちん『あ、あら?床が水浸しに……!?』
アリウープ『わしは、今日という日を楽しみに生きてきた。
そちらも、
死ぬ気であがいてもらわねば困るな……。』
アリウープ『では、水龍の力を見せてやろう……!
地獄を生き延びた始祖竜の頂点の力、
死ぬまでの刹那に叩き込め!』
《水龍効果で龍宮王アリウープの猛攻が苛烈になる!》
Σデーリッチ『なんでちか、この火力!?
こんなの続いたら
とても耐えられないでちよ!?』
レプトス『皆さん!水龍の気です!あれを狙いましょう!
あれが雨を降らしています!』
ミア『狙えって言ったって……!
あ、あれは壊せるものなの!?』
ヘルちん『そ、そうよ、
仮に壊せてもまた張られるんじゃない──!?』
レプトス『いえ、あれは大婆様の分体のようなもの!
撃破されれば、大婆様もただではすみません!
張り直すにしても、
必ずそこに隙が出来ると思います!』
レプトス『きっと、メリュジーヌのように
雷には弱いでしょう!
雷で集中攻撃してしまいましょう!』
《この戦闘中レプトスの全能力上昇!(゚∀゚)》
ヅッチー『雷ならヅッチーにまかせろー!』
ヅッチーの【ヅッチーレーザー】炸裂!
『雨降らしの水龍』に127829のダメージ!
『雨降らしの水龍』を倒した!
ヅッチーパネェー!(゚∀゚)
だって、ヅッチーなんだぜ?(ドヤ)
《反動で、アリウープは動けない!
その間、アリウープは無防備になる!》
この隙に大技を叩き込みます!
━━数ターン後━━
龍宮王アリウープを追い詰めた!(゚∀゚)
アリウープ『カカッ……!素晴らしい……!
会うたびにお主等は強さを増しておる!
全く、我が弟子は最高の娯楽を連れてきてくれた!』
アリウープ『海底で出会ったあの日よりも、
スリムの前で戦ったあの夜よりも、
今日のお前達が、もっとも強い!!』
《龍宮王アリウープによる水龍再生!》
アリウープ『だが、それも最後だ!!
どちらが死ぬにしても、
今日は良き日となることだろう!』
ミア『ふんっ……。
あなたの生死観は嫌いじゃないけれど、
残念ながら、私達は死なないわ。』
アリウープ『ほう!大した自信だな!?』
ミア『いいえ、あなたも死なないのよ?
あなたがどれだけ死闘を楽しんでいても、
私達はまた戦っている理由が
あなたとは違うからね。』
ミア『……私達は人を生かす為に戦っているの。
今日ここでは誰も死なない。
そういうことで、覚えておいてくれる?』
アリウープ『それは余裕か!?うぬぼれかっ!?』
ミア『ちっちっ、これは努力って言うの。
これはハグレ王国が、私達の秘密結社が、
なによりあなたの弟子が追い求めてきたもの──』
ミア『十分後のあなたに伝えておくわ。
誰だって身内には生きていて欲しいものよ。』
《龍宮王アリウープの体力全快!
全ての技の鋭さを限界まで強化させた!》
ヅッチー『水龍ならヅッチーにまかせろー!』
ヅッチーの【ヅッチーレーザー】炸裂!
『雨降らしの水龍(強化)』に112687のダメージ!
『雨降らしの水龍(強化)』に115036のダメージ!
『雨降らしの水龍(強化)』に115202のダメージ!
『雨降らしの水龍(強化)』を倒した!
1ターンで強化水龍を倒すヅッチーマジパネェー!(゚∀゚)
だって、ヅッチーなんだぜ?(ドヤヤ)
《反動で、アリウープは動けない!
その間、アリウープは無防備になる!》
この隙に大技を叩き込みます!
━━数ターン後━━
龍宮王アリウープを追い詰めた!(゚∀゚)
ヘルちーん(笑)
━━数ターン後━━
アリウープ『ぐっ、がはっ……!!
は、はははっ……あっははははっ!!
ここまで!ここまでやるとは!!』
アリウープ『楽しい!楽しいぞっ!!
勝ち負けが思うにならぬっ!!
膝が震える!全身の細胞が沸き立つ!
最後の最後にこんな戦いが出来ようとは!』
《龍宮王アリウープによる水龍再生!》
アリウープ『さあ……さあ!決戦だ!!
どうしたっ……!?
わしに持ってこい!!お前達の全てを!!』
レプトス『大婆様……大勢は決しました……!
これ以上の戦いは無意味です……!
どうかっ──!』
アリウープ『無意味なことなど何一つあるものかっ!
お前達の手で終わらせてみろ!』
アリウープ『来いっ!!わしに持ってこいっ!!』
《龍宮王アリウープの体力全快!
全ての技の鋭さを限界まで強化させた!》
━━戦闘中━━
『龍宮王アリウープ』の猛攻に対し、
最後の力を振り絞る秘密結社!(゚∀゚)
━━数ターン後━━
龍宮王アリウープを追い詰めた!(゚∀゚)
レプトス『大婆様、これが最後の攻撃です!』
レプトスの【☆ウェイクアップ・リューオー】!
『龍宮王アリウープ(最終)』に26834のダメージ!
『龍宮王アリウープ(最終)』に25480のダメージ!
『龍宮王アリウープ(最終)』に25050のダメージ!
『龍宮王アリウープ(最終)』に30141のダメージ!
合計107535ダメージ!
『龍宮王アリウープ(最終)』を倒した!
秘密結社の勝利!(゚∀゚)
アリウープ『くくっ……はははっ……!!
がはっ!!ごふっ!!』
レプトス『お、大婆様……!?』
アリウープ『寄るでないっ!!』
アリウープ『ど、どうした、秘密結社よ……?
わしに止めを刺してはくれないのか?』
ローズマリー『何度でも言います……。
殺し合いに来たわけではありません。
ただ、私達は……あなたを止めたかった。』
アリウープ『そうか……。
地上最強の軍団とのあろう者が、
実に生ぬるい判断だ……。』
アリウープ『なら、死に場所くらい自分で探すさ……。
そう遠くない場所にあろう……。』
本気で死ぬかと思った……。
次回は水着イベント「秘密結社をご存じ?」編:その35(始祖竜の叫び-その6)でち!
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