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『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
水着イベント「セクシー大使危機一髪」編:その4(三度、夢の船)でち!
メニャーニャ『これはさすがに冗談では済まされませんよ……!』
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今度はザンブラコに飛ばされた先輩と私。
かなダコ討伐隊と共に攫われたシノブ先輩を追跡していましたが、
ようやく追いつきそうになったと思ったら
大型魔物召喚の気配が!
これはさすがに冗談では済まされませんよ!あの女!
━━ タワーの女神を追う一行━━
メニャーニャ『えっあ、あれは!?』
ニワカマッスル『ふ、船じゃねえですか……。
しかも、なんつーでかさだよ……。』
ベル『こんなでかいの入るわけがありませんよ!
大体、浅瀬だらけで動くことさえ出来ないはずです。
こんなこと、今まで一度だってなかったのに……!』
メニャーニャ『だとすると、こいつをこの世界に呼び込んだのか……。
まったく驚嘆すべき力だ。』
メニャーニャ『この船が犯人の本丸といってもいいでしょう。』
ニワカマッスル『じゃあ、人質と誘拐犯は
ここに立てこもってるってわけでいいんだな?』
エステル『だけど不気味ね……。
わざわざ自分の居場所を知らせて
乗り込んで来いって言っているようなものだわ……。』
メニャーニャ『確かにおかしいんです……。
臆病ともとれるほどに正体を隠し続けてきたのに、
ここでこんなに派手に迎撃に出るだなんて……。』
船の横っ腹に穴を開けて突入することに。
船内に突入開始!
船底から上を目指します。
━━夢の船2F━━
Σエステル『あ、あれ!?
タコ大明神じゃん!?』
タコ大明神の腕の中から
シノブ登場。
シノブ『あれ、私?……ここは?』
メニャーニャ『怪我はありませんか……!?
何かあったのですか!?』
シノブ『け、怪我はないのだけど……。
あ、そうだタコさんが……!』
タコ大明神『ふぎゅううう……。><』
ニワカマッスル『完全にのびているな……。』
シノブ『ええ……甲板で犯人の女神と戦闘になって、
その時の衝撃で私だけ気絶しちゃったみたいで──』
エステル『それマジ……?シノブが気絶するって相当だぞ?』
メニャーニャ『しかし、頑張りましたね、タコ大明神。
今だけ、ありがとう、と言っておきましょう。』
ニワカマッスル『タコはこの通りのされてますし、探し人も見つかった。
上には大層危険な奴がいる……。
進む理由は確かにねえが……。』
メニャーニャ『……ごめんなさい。
それでも、私は進みたいと思っています。』
メニャーニャ『もう一つ、皆さんごめんなさい。
私達はフェアじゃなかったです。
混乱するだろうと思って、ずっと隠していました。』
メニャーニャ『私達──シノブさんと私と先輩の三人は、
この世界とは別の時間軸からやってきた者です。』
ΣΩΩΩ『!?』
メニャーニャ『そして、この世界に私達を送り込んだ張本人が上にいます。
私達は奴が何をする気なのか、
確かめる義務があると思っています。』
メニャーニャ『ひょっとしたら、今、この世界に対して、
とんでもない悪意を向けている最中なのかもしれない……。』
メニャーニャ『ですので、皆さんに強制はしません。
それでも、もし宜しければ犯人を捕まえることに
力を貸して欲しい。』
ニワカマッスル『俺は何があろうと、
最後までレディの味方ですよ(キリッ)』
全員で甲板へ突入!
━━夢の船甲板━━
Σエステル『いたっ!!』
エステル『観念しなさい!もう逃げ場はないわよ!?』
タワーの女神『逃げ場がない?ふふふっ……。
それは逃げる必要のある弱者がに気にすることです。』
メニャーニャ『やはり、タワーの女神、あなたでしたか……。』
タワーの女神『ああ、どうもどうも、メニャーニャさん。
巻き込んでしまって申し訳ないです。』
タワーの女神『あなたはボインじゃないので、
セクシーイベントの対象ではなかったのです。
宜しければ、今からでもこちら側につきますか?』
メニャーニャ『は?(威圧)』
メニャーニャ『……あなた、そもそも、
何でセクシーイベントの協力なんて始めたんです?
かなづち大明神に弱みでも握られているんですか?』
タワーの女神『ふふふっ、とんでもない。
健気に30個もいっぺんに欠片を集めたのですもの。
努力した者の願いを叶えるのが、私の役目。』
タワーの女神『あなた達はそもそも誤解をしているようですね。
私はタワーの女神と名乗ってはいますが、
実際には、それは大きな括りであって、それだけではない。』
タワーの女神『私は夢の女神、人の夢を叶える女神ですの。』
メニャーニャ『……だから、人の夢の操作も出来るって?
私達に海水浴の夢を見せたのも、
大明神をタコの姿にしたのも、全部あなたですね?』
タワーの女神『うふふっ、またまた誤解ですねー。
私が出来るのは夢と夢とを繋げることぐらいですよ。』
タワーの女神『あの海水浴は、あなた達三人の内の誰かが実際に見た夢。
その夢に残り二人を参加させただけに過ぎません。』
タワーの女神『この船を使ってです。
これは……そうですね、夢バイパスとでも呼びましょうか?』
タワーの女神『あなた達は夢から夢へと旅をする旅人みたいなものですね!
楽しかったですか?ふふふっ……!』
ニワカマッスル『とりあえずこいつをぶっ飛ばせばいいのか?』
タワーの女神『おやおや、私に手を上げる?
しかし、それでいいのですか?
私が倒れれば、この世界は終わりなのですよ?』
タワーの女神『たこ大明神が気絶しちゃった今、
この夢がかろうじて形を作っていられるのは、
私が代理支配して補っているからなのですから。』
ΣΩΩΩ『!?』
ハピコ『おい、ちょっと待て。
こいつを倒したらどうなる?
世界が終わるだって?』
ニワカマッスル『そんなわけねえよ。
こいつの戯れ言だ……!』
ハピコ『だけど、そんな話は聞いてないぞ?
だったら、うかつに手が出せないじゃないか。』
ヤエ『確かに、手を貸すとは言ったけれど、
それは敵をぶちのめすだけの話で、
世界を破壊する云々って言うのなら別だわね……。』
ニワカマッスル『お、おいおい……!』
ヤエ『信じろって言うのなら、
それに値する説明をして欲しいわ。
当人の口から。』
メニャーニャ『え、えーっと……。
あの、私も詳しくは分からないのです。
今、知ったばかりで……!』
メニャーニャ『だけど、そちらにしろ覚める夢なんです……!
だから、倒しても倒さなくても結果的に……!』
ハピコ『結果的に……どうなる?』
メニャーニャ『タワーの女神が真実を語っている確証は無いし、
覚めない夢も無い。
どっちにしろ、覚めるならケリをつけてからですよ。』
タワーの女神『あなた達は夢の世界の住人で、
この人たちはただのゲスト……!
ずいぶんと立場が違うけれど本当に仲間なのかなぁ!?』
夢の住人達『……』
タワーの女神『ゲストは助かるけれど、
あなた達は勝っても消えて無くなる!ああ、悲惨!悲惨!』
タワーの女神『そんな戦い、この人達三人に任せて、
あなた達は世界の終りまで
逢瀬でも楽しめばいいじゃない!』
タワーの女神『私を倒しても世界は終わるし、
倒さなくても世界は終わるのだから。』
タワーの女神『じゃあ…………
戦いましょうか?』
やられたっ……!
こんな方法で仲間を分断してくるとはッ……!
次回は水着イベント「セクシー大使危機一髪」編:その5でち!
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