タワーの女神との決戦から二日後の朝












帰還後、日記を付けているメニャーニャ









メニャーニャ『夢の日記を作って忘れないようにします』
エステル『おお！その手があったか……！』








メニャーニャ『しかし、そこそこ忘れているものですね。
やはり、夢は夢ということでしょうか？』









エステル『あ、じゃあさ、じゃあさ！
私とシノブとメニャーニャの
三人でつければいいじゃん？』








メニャーニャ『……なるほど、シノブ先輩と二人でですか。』








エステル『おい、私を除外しないでくれるか？』








メニャーニャ『いや、先輩の記憶力はどうも……。』








シノブ『おはよう、エステル、メニャーニャ。』








メニャーニャ『おはようございます。いいところに……！
あの、実は夢の日記を──』








シノブ『ええ、そんなこともあろうかと思って、
既につけておいたのです。
はい、どうぞ。』








メニャーニャ『おお……！
さすがシノブさん、頼りになりますね。』








シノブ『これで足りない記憶を埋めるといいですよ。』








エステル『わ、私なんか記録をつけなくても、
全部覚えているし……！
生きる夢辞典みたいなものだし……！』








メニャーニャ『そうですね。
そっちの先輩も凄いですね（棒）』








エステル『めっちゃ投げやりな褒め方きた……。』








シノブ『でも、エステルは
夢の中では本当に冴えてたから、
ピンチの時に補正がかかる天才肌なのかも？』








エステル『そ、そうかぁ……？
そうかなぁ……うふふ！』








メニャーニャ『別人かと思いましたよね。
あ、エステル先輩、
ちょっとこの空白を埋めて欲しいのですが。』
エステル『なにかな！？なにかな！？』








メニャーニャ『タコに絡まれて持ち上げられてる時の空白です。』








エステル『嫌がらせか君はっ！！』








ここでかなづち大明神が登場。








夢の世界での事件を気にしていると思いきや……








当の本人は夢の出来事を
一切覚えていないというオチｗｗｗ








メニャーニャ『最初は嘘かと疑ったくらいですよ。』








シノブ『記憶の混乱が一番出たのが、
かなちゃんさんですか……可哀想……。』








かなづち大明神『同情するならイベントをくれっ……！！』











かなづち大明神『次のイベント企画しましょうよ！！
また誰か海水浴の夢見ましょう！？』











メニャーニャ『……その、海水浴の夢ですが。
あれは結局、シノブさんの夢だったんですかね？』








シノブ『あら、言われてみればそうね？
そうだったのかしら？』








エステル『時々さぁ……。
あんたシノブのことを先輩って呼んだり、
さん付けで呼んだりしてるけど。』








エステル『何でなの？どっちかに統一したら？』








メニャーニャ『先輩が二人同時にいる時にややこしいから、
適当に呼び替えてるだけですよ』








エステル『でも、私のことは
エステルさんとは言わないじゃん？』








メニャーニャ『……次から言いましょうか？』








エステル『いや、いいよ。
先輩の方が偉そうで気持ちいいし。』








メニャーニャ『ふんっ……！』

本当は「先輩」呼びが好きなメニャーニャ可愛いｗ








シノブ『とにかく、その、良かったわね。
みんな無事に帰ることが出来て……！』








かなづち大明神『全然良くありませんよ！
無事じゃなくていいから、
私だけ夢の中に残していってくださいよっ！！』








エステル『あんたねー、あんただって危なかったのよ？』








かなづち大明神『無事と水着と
どっちが大事だと思ってるんですか！？
うぉおおお──ん……！！うぉおおおおん！！』










メニャーニャ『幾ら夢の中とはいえ、今回は疲れました。
当分、海はこりごりですね。』








シノブ『で、でも、せっかくなんだから、
暑いうちに一回くらいは海に行っておかない？』








メニャーニャ『え？行きたいんですか？』








シノブ『うん……。
そういった機会って今まで無かったから……。』








エステル『私はいつだって歓迎だぞ？』
Σメニャーニャ『ちょっと先輩……！？』








かなづち大明神『う、うおおおおおっ！？（感涙）』








メニャーニャ『ほら、何か凄い喜んでるじゃないですか！？
キャンセル出来ない雰囲気ですよ！？』








かなづち大明神『うおおおっ！？うおおおおっーっ！！』








メニャーニャ『ああ、もう、ほんとうるさいっ！！』








水着シナリオその1クリア─（ﾟ∀ﾟ）─！！








クリア報酬大量ゲット─（ﾟ∀ﾟ）─！！








ミアのお土産屋さんも新商品が完成してました！（ﾟ∀ﾟ）








『☆王様のグラスアート』ゲット！（ﾟ∀ﾟ）










王国会議イベントもいろいろ増えてます！（ﾟ∀ﾟ）









真・仮装大会イベント
後ろの物体は一体
何マリーなんだ……！（笑）








キャンプ場ブーストでもアイテムが貰えます！
『☆王様絵日記』ゲット！（ﾟ∀ﾟ）








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━━クリア後ザンブラコに再訪━━
水着ゆきのんが遊びにキテタ─（ﾟ∀ﾟ）─！！
健康的エロ可愛いィ─（ﾟ∀ﾟ）─！！
そりゃ弟もシスコンになるわｗｗｗ








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━━さらに温泉最奥へ━━
ついでにタコ大明神に会いに行きました。








タコ大明神『ぐふふふふっ♪
ぐっふー♪』








エステル『……えらく鼻息が荒いんだが、
本当に再会を喜んでいるんだよな？』








メニャーニャ『水着の女の子だったら
誰が来ても良かったのかもしれませんね。』








タコ大明神が宝箱を差し出してきた！








どうやらプレゼントのようです。








メニャーニャ『待って、先輩が近づくのは危ない。
念のため、宝箱の吟味役は私がやりましょう。』








メニャーニャ『残念、ガラクタばっかりです……。
サンオイルの空き瓶とか、空気の抜けたビーチボールとか。
とても宝とは呼べない物ばかりですね……。』








メニャーニャ『ああ、こんなの見つけました。
「透け透け夢鉄砲」
水鉄砲で相手の服を透けさせるっていう。』
Σタコ大明神『！？』








シノブ『それだけはご勘弁をって顔しているわよ？』








メニャーニャ『じゃあ、こんなのはどうでしょうか？
「天女の透け透け羽衣」』
Σタコ大明神『！！？（あせあせ）』








エステル『それでお前は何で
取って欲しくない物ばかりいれてるんだよ？』








シノブ『でも、その装備、
服の上からつければ良くないかしら？
そうしたら涼しげでいいかも。』








エステル『あ、なるほど、それはいいわね。
じゃあ、それをもらっていくわ。』
Σタコ大明神『！？！？』








シノブ『それだけはご勘弁って顔を──！』








エステル『こ・れ・を貰っていくわ。
ありがとうね、タコ大明神（にっこり）』
タコ大明神『……。（ふぅ……。）』








シノブ『エステルさんの笑顔には勝てませんわ～って顔を──！』
Σエステル『さっきからその翻訳なんなの！？』








『☆天女の透け透け羽衣』ゲット！（笑）








最後も強引に押し通すエステルさんオチで終了（笑）

次回は水着イベント「ウェイクアップ・リューオー」編：その1でち！