[ざくざくアクターズ] 攻略おっさん日記-その60-シノブの世界:その5でち!

『ざくざくアクターズ』プレイ日記(ネタバレ全開)

▼解説っぽいなにか▼
…………………………

『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
シノブの世界:その5でち!


トラウマを払拭するでち!



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▼これまでのあらすじでち!▼
…………………………

遂にシノブパパに追いつかれたでち!
シノブちゃんを無事に帰す為にも
ここで決着を付けるでち!









デーリッチ『シノブちゃんを無事に帰すためにも、
まずは、このトラウマを払拭する!!
行くでちよっ!!』










ボス『ファーザーズイメージ』が出現!









シノブパパ『……ムダダ……この世界では私には絶対的な力がアル!
すぐにその、小さな身体をノミコンデクレルワ!!』










デーリッチ『やってみろ。
デーリッチはもう逃げん!』










━━数ターン後━━
シノブパパ『なぜダ?
どうして、立っていらレル!?』










シノブパパ『ワタシはこの世界では特別な存在のはずダ……!
おまえらなど、一息で消し飛ばしていいはず!?
なのに、どうして、立ってイルンダ!?』










シノブパパ『……デーリッチ……!!
貴様、何かしたナァ!?』










デーリッチ『デーリッチはなにもしておらん。
しかし、何故、
戦いをここまで引き延ばしたのか、
それが、分かっていないようでちね』










シノブパパ『なんダト……!?』









デーリッチ『戦いをここまで引き延ばしたのは、
シノブちゃんの意思こそが
重要だったからでち』










デーリッチ『シノブちゃんは力を取り戻し、
エステルさん達は言葉を取り戻した。
これが、どういうことか分かるでちか?』










デーリッチ『この世界は変わったんだ。
パパさんは、もう、
絶対的な支配者なんかじゃ無い』










デーリッチ『シノブちゃんは振り向かずに歩き出し、
パパの死を受け入れることを決めた。
……それが何よりここでは力になる』










シノブパパ『ザレゴトを!!』









デーリッチ『さあ、乗り越えるでちよ!!
みんなで力を合わせてっ!!』










戦闘支援するメニャーニャちゃん可愛い。









━━数ターン後━━
シノブパパ『──ぐ、ぐぬううぅ……!
おのれぇ……!エステル!メニャーニャ!!
こんなことが許されていいのか!?』










シノブパパ『外の者のいいなりになって、
この世界に全てを捧げてきたこの私を排除し、
暴力により全てを覆そうというのか!?』










デーリッチ『説得の機会は平等にあった。
先に暴力を使って有耶無耶にしようとしたのは、
君の方でちよ?』










シノブパパ『聞け!エステル!私達が守ってきた世界だぞ!?』









シノブパパ『メニャーニャ!?
最後にやってきた外の世界の者に、
引っ掻きまわされ、価値を崩され──全てを譲るのか!?』










シノブパパ『今からでもいい、私に情けをかけろ!
全てを水に流してやる!』










シノブパパ『この世界が終わるまで──もういちど!
もういちど三人で──!!』










デーリッチ『その上から目線が
見苦しいと言っているんでちよっ!!』










デーリッチ『何故、向き合わない!?
向き合うなら、シノブちゃんの方だろう!?
何を怖がっている!?』










シノブパパ『黙れガキが!!
きさまに私たち親子の何が分かる──!?』










デーリッチ『……シノブちゃん、言ってやってくれでち。
パパを愛しているって』










シノブ『え?』









デーリッチ『ようやく、この黒い塊の正体が分かった。
これはきっと君のトラウマだと思っていた』










デーリッチ『違う。両方のトラウマだ。
パパさんは怖がっているんでち。
君に愛されて無いかもしれないって』










シノブパパ『黙れ!?』









デーリッチ『自分はシノブが生み出した
「罪悪感のイメージ」なんだと……。
そう思っているでち。
だから、こんな姿にまで墜ちてしまった』










シノブパパ『だまれだまれだまれぇ!!!』









シノブ『パパ、違うわ……!
パパ、私はちゃんとパパを愛している!』










シノブパパ『やめろ、しのぶ、そんなめでわたしをみるな!』









シノブ『パパ、お願い!私を見て!?』









シノブパパ『わたしは、おまえの、ぱぱだぞ!?
パパだぞ……!?哀れみの目なんかむけるんじゃない!?』










シノブパパ『ウウウ──ウワァアアアアア!!!』









━━数ターン後━━
デーリッチ『もう一息でち!!』









エステルさんとメニャーニャちゃんのコンボ攻撃!

シノブは「サモンアグニ」を唱えた!

『ファーザーズイメージ』に大ダメージ!!










シノブパパ『ウウゥ……ググググッ……!』









デーリッチ『終わりでち!
もう、勝負はついた!』










シノブパパ『ついた?
勝負はついただと?ぜぇ……ぜぇ……!ばかなこと……!
親子関係というのはなぁ、ずっと続く戦いなんダ……!!』










シノブパパ『如何に愛して……。
如何に愛されるか……。
死ぬまで続いていく戦いなんだ……!』










シノブパパ『終わりなんてあるもんか……。
終わりなんて……』










シノブ『パパ……。
私は愛しているわ。
パパのことを忘れた日なんて無い』










シノブ『だから、こうしてこの世界を作ったのよ?
決して罪の意識だけでは──!』










シノブパパ『私は愛されなくたって構わない……。
だけど、私は誰よりも愛しているんだ。
愛していくんだ』










シノブパパ『シノブ……愛しているよ。
愛して……いる……。』










黒い身体が消えていく……









戦闘は終了した……









デーリッチ『……終わったでちね……』









シノブ『パパに……。
私の言葉は届いたかしら?』










デーリッチ『届いたと思いたいでち。
しかし、届かなかったとしても、
これからも呼びかけることは出来るでち』










デーリッチ『パパはこれから、
君の胸の中に戻るんでちからね』










デーリッチ『忘れないであげてください』









シノブ『はい……!』









デーリッチ『さて、二人とも。
滅茶苦茶頑張ってくれたで──』










シノブ『どうしました?』









シノブ『あっ……!
ふ、二人とも、少し身体が透けている!?』










デーリッチ『た、戦いで消耗しすぎたんでちかね?』









シノブ『ううん、違うと思う……。
たぶん、パパが私の中に返ったから。
エステルさんやメニャーニャちゃんも、
私のイメージに戻ろうとしているんだと思う』










シノブ『エステルさん。ありがとう……!
あなたは元のイメージとなった人と
同じか──それ以上に、勇敢な人だった!』










シノブ『メニャーニャちゃん、ありがとう。
ちょっとひねくれていたけれど、
とても賢くて、とても温かい人だった!』










シノブ『特に、ロープに気付いたところは
凄かったわね……!
命の恩人よ』










にゃーにゃ『ふんすっ……!///









デーリッチ『褒められると照れるんでちよ』









シノブ『ああ、そうだったわね。
ごめんなさいね……』










デーリッチ『エステルさん、
メニャーニャちゃん。
ありがとうでち』










デーリッチ『ここに来る前にも助けてもらったけど、
ここでもお世話になっちゃったでちね』










エステルさん『きにしない!』









にゃーにゃ『むしろ、ありがとうです。
これで、このせかいの
もくてきをはたせました』










にゃーにゃ『わたしたちもあんしんして、
しのぶせんぱいのなかでねむれる』










シノブ『にゃーにゃちゃん……』









デーリッチ『……もう、帰っちゃうんでちか?』









にゃーにゃ『つぎに、しのぶせんぱいがおもいだすまで。
すこしだけ、おわかれだね』










シノブ『メニャーニャちゃん……。
本当にありがとう……』










シノブ『あなたはオリジナルではないけれど、
決してコピーでは無かった。
かけがえの無い私の友達だったわ……』










にゃーにゃ『うん。
しってるよ』










にゃーにゃ『じゃあ、せんぱい。
またいつかね』










にゃーにゃ『……きっと、おもいだしてよね?
バイバイ!』










シノブ『バイバイ……!』









エステルさん(どんどんっ!)









エステルさん『シノブ!わたしも、もうねむいよ!』









デーリッチ『こ、声がでかくて、
そうは聞こえないけど、
そうなんだろうなぁ……』










エステルさん『シノブ!なにか、いいのこすことはあるか!?』









シノブ『それじゃあ、
まるで、私が消えるみたいじゃない』










エステルさん『わたしにとっては、どっちもいっしょ!
ひとつにもどるだけ!』










シノブ『そうね……。
そういう風に考えれば、
これは別れじゃなくて、出会いなのかも……』










シノブ『じゃあ、もう一つ出会いを。
次は夢の中で、あなた達のイメージの
元になった人達に会わせてあげる』










シノブ『きっとびっくりするでしょうね。
お互いに……!
ふふっ……楽しみだわ』










エステルさん『それは、わたしもたのしみ!
ふわぁぁあ──!』










エステルさん『あ、ごめん、これはだめだ!
もう、おやすみのじかんだ!』










エステルさん『また、えがおであえるといいね!
きっとぱぱにもあえるよね!』










シノブ『え……?』









シノブ『ええ、そうね。
きっとまた……みんなで笑顔で会えるわ』










エステルさん『またね!バイバイ!』









シノブ『バイバイ!またね!』









デーリッチ『ぐすんっ……。
二人ともいいやつだったでちねぇ……』










デーリッチ『シノブちゃんの頭の中で
パーティをする時は
デーリッチもきっと呼んでくれでちよ?
また、会いたいでちからね?』










シノブ『そんなに器用ではないけれど……。
ここまで来てくれた御礼に、
夢を見る時は頑張ってみるわ』










デーリッチ『じゃあ、そろそろ、
戻る準備をするでちかね』










シノブ『このコアの外はどうなっているのかしら?』









デーリッチ『ええと、この外も、
まだシノブちゃんが作った世界なんでち』










デーリッチ『そこに、ローズマリー、
エステルちゃん、メニャーニャちゃんが
待っているから。
彼女達に会って救助されて欲しいでち』










シノブ『え……?
その三人が来ているの?』










デーリッチ『そうでちよぉ……。
命がけでここまでデーリッチを
導いてくれたんでち。
しかも、命がけで待っていると来た』










デーリッチ『コアが無くなるまでは
外にいるって話だったから、
まず間違いなくいるでちよ。
是非、会ってやってください』










シノブ『命を張っていたのは……。
あなただけではなかったのね……』










デーリッチ『あったり前じゃい!
君の友達は、こんな場面で
じっとしているような
大人しい奴だったでちか?』










シノブ『ううん』









デーリッチ『君は愛されているんでちから。
ちゃんと療養して、
しっかり元気になって、
それからみんなに挨拶してください』










デーリッチ『王国に来るって約束。
キャンセルは認めないでちよ?』










シノブ『あら、
あの約束はまだ有効だったの?』










デーリッチ『向こう十五年くらいは有効でちね』









シノブ『長いわね。
しかも、キャンセルは効かないんでしょう?』










デーリッチ『当然!』









シノブ『うふふっ……。
それじゃあ、行くしかありませんね』










デーリッチ『じゃあ、外のみんなも
首を長くして待っているだろうから、
コアの拡張を──』










シノブ『あ、待って!
ねえ、パパのイメージが消えたのだから、
ジャミングの効果も消えたのでは?』










シノブ『いえ、鍵を使って、
直接ワープ出来ないかなって……』










デーリッチ『あー、でも駄目なんでちよ。
コアが残っている場合は、
みんな、コアを離れずに
その前で待っていると思うんで』










シノブ『そうなの?』









デーリッチ『そういう話だったんでち。
だから、シノブちゃんは拡張された
コアを使って、移動して欲しいでち』










デーリッチ『みんなと合流したら、
そのまま外の世界へと向かってください。
場所は、みんな知っているので』










デーリッチ『あと、デーリッチは
直接王国へ飛ぶでちから。
その事も伝えておいてくださいね』










シノブ『分かりました。
必ず、伝えておきます』










デーリッチ『じゃあ、キーオブパンドラを
雲に固定して、
そこからロープを垂らしますか』










デーリッチ『どうでち?
いけそうでち?』










シノブ『問題なさそう。
このまま、
ゆっくりなら下りられそうだわ』










デーリッチ『よし……!
じゃあ、デーリッチは
鍵の力を使って拡張を急ぐでちね!』










デーリッチ『おっけ!
二分くらいならもつでち。
決心がついたら飛んでください』










シノブ『デーリッチさん。
今日のことは私、忘れません。
この世界のことも忘れません』










シノブ『だから──』









デーリッチ『うふふっ』









デーリッチ『ロープに捕まって
何を真面目に語ってるんでちか。
さっさと、戻るでちよ?』










シノブ『もうっ……。
あなたはいつもそういう態度ね?』










デーリッチ『それで、みんなが笑顔でいられるなら、
それでいいじゃないでちか』










シノブ『そうね……。
じゃあ、先に戻ります。
あなたも必ず帰ってきてくださいね?』










デーリッチ『大丈夫でち、
すぐに出るでちよ!』










シノブ『それでは、また!』









デーリッチ『バイバイ、またね!』








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デーリッチ『ふぅ……。
なんとか、シノブちゃんだけでも
帰すことが出来たでちね……』










デーリッチ『さらりと、嘘ついちゃったけど──』









デーリッチ『鍵の方は、
まだ使えないんでちよねぇ……』










デーリッチ『ジャミングが効いている──
ということは、
まだ、パパさんは
消えてないってことでちよね』










デーリッチ『まーったく、
しつこいんだからぁ……』










デーリッチ『いかんいかん、
この世界もあと少しのようだ……。
それまでに決着をつけないと
いけないでちね』










デーリッチ『……未来に笑顔を。
シノブちゃんを笑わせることは出来た』










デーリッチ『では、次は過去に囚われた亡霊に、
笑顔を見せにいくとするかな?』










デーリッチ-出撃

次回は最終決戦!でち!!










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