[ざくざくアクターズ] 攻略おっさん日記-その47-決戦!その1:作戦会議編でち!

『ざくざくアクターズ』プレイ日記(ネタバレ全開)

▼解説っぽいなにか▼
…………………………

『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
決戦!その1:作戦会議編でち!


ついに決戦開始でち!



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━━王国会議室━━
ローズマリー『実は、敵の進軍が止まっていることについて、
新しく思い浮かぶことがあったのですが……』










ローズマリー『何故、タンポポ山付近に敵が止まっているのか?』









ローズマリー『まだ推論なんですけど……。
これ、敵は兵の補充を
しているんじゃないでしょうか?』










プリシラ『しかし、
確認されている増量は僅かですよ?
そんな僅かな魔物を増やす為に──』










ローズマリー『タンポポ山の遺跡の地下には
世界樹があります。
そして、そこでは召喚騒ぎがあった』










ローズマリー『この世界樹によって増やされた魔物を
兵隊に利用するつもりなのかも』










ローズマリー『表に見えている魔物の増量は。
実は、地下に蓄えて言っている兵隊が
地上に溢れているだけだったとしたら……!』










プリシラ『実はね、
補充──もとい補給という観点では、
メニャーニャさんも似たような
考えを持っているんです』










プリシラ『メニャーニャさんは
敵が世界樹を占拠するのは、
長期戦を見越して、
マナを確保をしていると考えていました』










プリシラ『だけど、ローズマリーさんは全くの逆。
今の休憩は、将来の短期決戦の為の爆発力確保。
兵隊の補充だと考えている……』










プリシラ『私は敵の布陣には
早く進軍したいという
激しい苛立ちを感じるのですよねぇ……』










ローズマリー『そうですね。
時間を与えれば与えるほど
敵が強くなってしまう可能性があります』










プリシラ『帰ってくるまでに、
少し人を集めておきますが・
全体に漂う「決戦はまだ先だ」という空気を
今から引き締めておきたい』









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メニャーニャ『なるほど、その発想は
ローズマリーさんがお一人で?』










メニャーニャ『いや、大したものです。
そういえば敵には
マクスウェルがいるんでした』










マーロウ『なるほど、
そうすると読めてきましたぞ。
組織「太古の森」は
この計画の為にマクスウェルを逃がしたと』










エステル『とすると、あれが?
これまでの「出方を待つ」という行動が
微妙になってくるのか?』










メニャーニャ『微妙というか
最悪まで落ちたかもしれません。
相手の戦力が揃うのを
待っているわけですからね……』










メニャーニャ『太古の森が絡んでいるのは、
もう間違いありません。
ならば、狙いは帝都しかないでしょう』










ローズマリー『実際のところ、どうです?
防衛出来そうですか?』










メニャーニャ『非常に難しいでしょうね。
損害を無視して全軍突撃されてしまうと、
いずれどこかの防壁に穴が開くでしょう』










メニャーニャ『帝都を餌にして、
魔物を取り囲んで攻めるという手もありますが、
それはもう負けと同じですね』










メニャーニャ『とりあえずの指針として、
まずはこれを見て下さい』


ローズマリー『何ですそれ?』









メニャーニャ『一週間分の天気を、
サハギンに占ってもらったものです。
彼らは結構な確率で
雨が分かるのですよ』










メニャーニャ『雨ならば帝都の魔導兵器が防衛に使えます』
エステル『だから、なんなんだ……?』









メニャーニャ『だから、じゃないですよ……!
つまり、雨の日は、
敵は攻めるのを嫌がるってことです』










マーロウ『攻めて来る日を特定出来るってわけか』









ハピコ『おーい!
ビッグニユースだ~!
遂に動き始めたぞー!!』


ΣΩΩΩ『!?』









ハピコ『ばっちり北上中だよ!
しかも進軍速度が前より速い!』










ハピコ『こりゃ、三日も経てば
帝都にぶつかるんじゃないの!?』










メニャーニャ『全速前進……!?
信じられない……!
四日目には雨が降りますよ!?
一日で帝都を滅ぼす気ですか!?』










ローズマリー『メニャーニャさん……!
一旦、帝都に戻ってください。
あなたを必要としてる人達が
待っているはずだ……!』










メニャーニャ『え、ええ……!
打って出ることも考えた編成を進めます!
ハグレ王国さんも戦闘の準備をお願いします!』










プリシラ『では、私は、
エルフ王国に行ってきますか。
あそこは自国防衛しか考えていませんから、
打って出られるように話を誘導しておきます』










ジュリア『では、私は傭兵仲間に伝えて来るよ。
撤退戦で前金しか貰えなかったって、
くすぶっている仲間は多いのでね……』










ジュリア『私は獣人達に伝えて来ますよ。
やっと、恩を返す戦いが出来そうだ……』










ローズマリー『お、お気をつけて……!
じゃあ、みんな、一旦会議終了!
それぞれ出来る事に動いて!』










デーリッチ『じゃあ、ヅッチー。
デーリッチ達は特訓でもしておくでちか?』


ヅッチー『んー……』








ヅッチー『ヅッチーさー。
この表見て、思うんだわ』










ヅッチー『……二日後に攻めるのは、
アリなんじゃねえのって』










デーリッチ『え???』








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クウェウリ『あ、ちょっとちょっと……!
二人とも、今、大事な作戦会議中ですよ!』










デーリッチ『突破!!』

Σクウェウリ『ああっ!?』









━━王国会議室━━
メニャーニャ『……なので、今はここ。
山が迫り出して、一時的に街道が狭くなっている場所を
防衛ラインに考えています』










ローズマリー『なるほど……。
エルフ王国がある山ですね。
ここならば、高所から
エルフの援護が期待できる』










メニャーニャ『抜群に有利という場所ではありませんが、
この距離なら大砲等を持ち出せますし、
帝都の防壁に取りつかれるよりは、
遥かに戦いやすいと思います』










ヅッチー『たのもーっ!』

ΣΩΩΩ『!?』









エルフの女王『うわっ、なにこの子達!?
ちょっと、鍵はかけてないの!?』










ヅッチー『作戦会議だろ?
ヅッチーにも妙案があるぜ!』


プリシラ『……妙案ですか。興味ありますね(ヅッチーかわいい!)』









メニャーニャ『申し訳ない、女王様。
少しだけ時間を頂きたい……
それで、ヅッチーさんの作戦というのは?』










ヅッチー『この辺に陣を構える!
で、敵がここに来た時に攻めるんだ!』


ΩΩΩ『???』









メニャーニャ『そ、その理由とは?』









ヅッチー『晴れが続いて、敵がカラカラになって!
チョー疲れてるから!
ちなみに、明日な!』


メニャーニャ『……』









メニャーニャ『そこに、どんな陣を構えるんです?
そのカラカラのただっぴろい大地で、
隠れる場所もなく、
大軍を迎え撃つのですか?』










ヅッチー『んー、まぁ!』

メニャーニャ『……(# ゚Д゚)』ビキィ









メニャーニャ『子供の遊びじゃないんです。
こっちは、一人でも多く生かそうと思って、
真剣に考えているんだ』










ヅッチー『ヅ、ヅッチーだって
何時間も真剣に考えたんだぜ!?』










デーリッチ『そ、そうでちよ!
カラカラの所に不意打ちをかけるんでち!』










メニャーニャ『……分かりませんね。
いいから、出て行って……!』










プリシラ『ヅッチー。
その案は自信があるのね?』










メニャーニャ『プリシラさん、
これ以上の中断は……』










ローズマリー『い、いや、ちょっと待ってください……!
私もさっきから何か引っかかるものがあります』










プリシラ『ねえ、その案はどこが凄いのかな?』









ヅッチー『カラカラのところを一気に攻めるから!
今まではズブズブだったんだよ!』










プリシラ『どうして、ズブズブだと駄目で、
カラカラだと凄いの?』










ヅッチー『ほら、あいつら、
ズブーブ大湿原や
ウソウの森の辺りにいただろ?』










デーリッチ『あの辺りは、じめじめしているんでち!
しかも、雨が降っていた!』










メニャーニャ『え?』









ヅッチー『うーん……気持ちがいいんだよな。
恵みの雨っていうか。
マナを蓄えられる?
あ、そう!マナを蓄えられるんだ!』










ローズマリー『水には多くのマナが含まれているから……。
奴等は狙って湿地帯に陣取っていたと?』










デーリッチ『そ、そうなんでち!
だけど、晴れが続いて、
そこすらも厳しくなってきたんでち』










ヅッチー『だから、動いたんだよ!
あいつら、余裕の進軍に見えるけど、
たぶんそうじゃないんだ!』










ヅッチー『すんげえ乾いてる!
乾いて仕方が無いから走ってんだ!
一番攻められたら困る場所を
出来るだけ早く通過するために!』










デーリッチ『帝都に近づいてからでは遅いんでち!』









ヅッチー『雨が降ってしまっても遅いんだ!』









デーリッチ『水場が無く、更にカラカラに乾いた場所で!』









ヅッチー『相手の不意を突くように攻めれば!
たぶん!』










プリシラ『勝てる?』

ヅッチー『そう!』









ローズマリー『しかも、相手は魔導兵器がある以上、
晴れの日に好んで進軍することは
ないだろうと思っている……』










デーリッチ『そうそう!』









ローズマリー『メニャーニャさん、どうでしょう……!?
これは奇策ですが、耐えるよりは、
未来のある方法かもしれませんよ!?』










メニャーニャ『……指揮権を与えられた以上、
博打で帝都の兵を動かすわけにはいきませんよ』










メニャーニャ『カラカラの大地で戦う以上、
こちらだって相当に厳しい戦になる。
ましてや、そこまで
一日で移動しなければいけない』










メニャーニャ『果たして、兵はそれで動くかしら?
納得するかしら?』

ΩΩΩ『……』









メニャーニャ『……気持ちいいんだろーなーそれ (*゚∀゚)』
ΣΩΩΩ『!?』









ローズマリー『は?』









メニャーニャ『心の裏の裏まで読んで、
破滅と隣り合わせの大胆さで、
敵の急所に踏み込む……』










メニャーニャ『昔はよくやったなぁ……。
勝ち負けの戦はやりたくない……。
やりたくないんだけど……』










メニャーニャ『あー、気持ちいいんだろうなー!!
(*゚∀゚)o彡°』










メニャーニャ『エルフの女王様……!
いかが致します!?』










メニャーニャ『今の作戦!
どうでしょう!?
伸りますか、反りますか!?』










エルフの女王『わ、私は最初から、
その作戦いいかなーって思ってるし?
う、うん……!いけてる……わよね?』










メニャーニャ『おーけー!
いいでしょう!』










メニャーニャ『ローズマリーさんとプリシラさんは……。
あー、聞くまでも無いですね!?』










プリシラ『私はヅッチーを常に信じてますわ』









メニャーニャ『よし!ここからは、時間との戦いですよ!
私は帝都に行き、すぐにでも兵を動かします!』










メニャーニャ『プリシラさんとヅッチーさんは
急いで妖精達をまとめて!
エルフの女王様にも、兵を纏めて
山の上に待機させておいてください!』










メニャーニャ『デーリッチさん!
忙しくなりますよ!
まずは、送りのゲートの方、
宜しくお願いします!』










メニャーニャ『ローズマリーさん、
ハグレ王国本隊の指揮は任せました!
明日の正午、
現地にて合流お願いします!』










メニャーニャ『それでは、また明日!
決戦場で!』









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━━決戦場作戦本部━━
メニャーニャ『素晴らしい!
このハチャメチャなスケジュールで
よくぞ全員集まれましたね!』










メニャーニャ『現状、帝都の兵力の大体五割くらいしか
連れてこられませんでした……。
大砲もまだ遥か後方を運搬中です』










メニャーニャ『しかし、獣人達や、
ジュリア隊長が懇意にしている傭兵部隊が、
想像を超えた努力で集まってくれました』










メニャーニャ『敵の現状ですが、
巨大魔物を後ろに……。
小回りと補充の利く魔物を前にといった感じですね』










メニャーニャ『とりあえず、
補充の利く魔物を幾ら倒しても、
我々には何の利もありませんので、
目的は巨大魔物の撃破となります』










メニャーニャ『味方の部隊は三つに分けます。
正面に帝都本隊。
山道に、騎士団の騎馬&エルフ軍。
右翼に妖精王国の部隊──』










メニャーニャ『十分に巨大魔物達が前に出たら、
この二つの軍を牙にして、
左右から敵を挟み込み、
容易には逃げられないようにします』










メニャーニャ『味方優勢と見るや、
正面主力も突撃……。
作戦としては以上ですね』










ローズマリー『え、あ、あの……。
これって、正面の部隊は
敵の突撃に耐えられるのですか?』










ローズマリー『ただでさえ、兵力差があるんですよね?
大砲ですら配備出来てないのに、
部隊を三つに分けたら、
ますます、不利になるんじゃ……』










メニャーニャ『いえ、しかし、
薄くなくては駄目なんですよ。
正面の防御は』










メニャーニャ『今回の戦いで、
全滅に次いで恐れないといけない事態が、
敵軍の逃亡です』










メニャーニャ『だからこそ、
見えている本隊は薄くいきます。
突破出来るという印象を
相手に与えるのです』










ジュリア『しかし、
それで、現実に突破されてしまっては、
元も子もないのでは?』










メニャーニャ『ヅッチーさんの考えが正しければ、
敵は突破したいという気持ちと、
罠ではないかという気持ちで、
心を天秤にかけます』










メニャーニャ『結論として、
まずは様子を見て、
巨大魔物の突撃は控えるはずです』










メニャーニャ『相手の意図と兵力を探る為、
補充の利く魔物達のみで、
仕掛けてくるはずです。
私だってそうします』










メニャーニャ『結果的に、それなら何とか防げる……。
巨大魔物本隊を釣り出す頃には、
本隊には運搬中の大砲部隊が到着』










ヅッチー『へぇ、大したもんだな、お前。
それ、一晩で考えたのか?』










メニャーニャ『そっくりそのままお返ししますよ』









ジュリア『しかし、これは
敵が弱っているという前提で
練られた作戦なのだろう?』










ジュリア『もしも、考えが外れて、
巨大魔物が全く弱っていなかったらどうする?』










メニャーニャ『その時はすぐにでも
突撃をかけてくるでしょう。
そうしたら、無理です。全軍で逃げます』










メニャーニャ『とにかく、今はヅッチーさんの閃きと、
私の作戦を信じて、
部隊を展開してください』










メニャーニャ『では、正面守備隊に、
私と、マーロウさん、ジュリア隊長。
この三人を固定します。
残りの枠を王国のメンバーで埋める。』










メニャーニャ『右翼、妖精王国部隊は、
ヅッチーさん、プリシラさん、
かなづち大明神さんに、
率いてもらいましょう』










メニャーニャ『エルフ部隊には、ハグレ王国から兵を出す必要がありませんので、こちらは考えなくていいです』









デーリッチ『う、うん?
デーリッチ達はどこにいけば?
今、名前呼ばれなかったでちよね?』










メニャーニャ『そう……!
これが今回の作戦の肝になります!
デーリッチさん達には
少人数で敵補給地を叩いてもらいます』










ローズマリー『補給地……
つまりタンポポ山の遺跡を?』










メニャーニャ『そうです。
しかし、それはしばらくしてからです。
十分に巨大魔物を引きつけてから』










メニャーニャ『劣勢になれば、
補給地に残る守備隊の多くも
前線の援護に向かうはず……。
その時を狙って叩いてください』










メニャーニャ『成功すれば、敵は帰るところをなくし、
こちらの大勝利が決定します……!』










エステル『この戦いで、
一気に決着をつけてしまおうってことだな。
面白い……!』










メニャーニャ『タンポポ山方面には、
ゲートに詳しい人が必要なので、
ローズマリーさん、デーリッチさんの他に、
エステル先輩に行ってもらいます』










マーロウ『それでは、各隊が、
残ったハグレ王国のメンバーを編成して、
現地に向かうということで宜しいか?』










メニャーニャ『ええ!
話せることはこれで全部です!
では、デーリッチさん!、
王国兵を鼓舞してやってくださいな!』










デーリッチ『いざ、出陣でちー!!!』









ΩΩΩ『おーっ!!』









デーリッチ-出撃

次回は決戦!その2:メニャーニャ編でち!










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