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『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
水着イベントEX編:その14(パイン王子EXシナリオ-3)でち!
ヘルちん『今度はスイカ城に潜入ですわ~!』
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過去にパイン王子がメロン姫との結婚式当日に逃げだしたと判明。
現在のメロン姫が治めるスイカ王国が荒れていると知り、危険覚悟で調査にきたパイン王子。
怪しげなカジノ船を調査中にメロン姫と出会い、王国の悲惨な状況を知る。
結婚式のショックでサイコ思想に豹変した姫は、王国の人間を追い出し、孤独となっていた。
責任を感じたパイン王子の次の行動は……?
─冒険者キャンプ─
パイン王子『……福お姉さん、クラマ兄さん……。
俺、メロン姫のことを、
あれからいっぱい考えてみたんですが……。』
パイン王子『やっぱり、ここは
俺が男として責任とるしかないっすよね!?』
パイン王子『いや、単純な話だったんすよ!
俺が逃げて、あいつの性格がこじれたんなら、
もう一度結婚式をやり直すべきっす!』
パイン王子『俺は、まだ若いからよくわかんないっすけど、
結婚してから育まれる愛も
あると思うっす!』
福ちゃん『まあ、でもプロポーズは面白い展開──
あ、いえ、悪くないんじゃないかしら?』
ポッコ『仰るとおり!
突っ走って告白ってのが最高に間抜──
昔から、王子の愛だけが、
孤独な姫を救う唯一の手立てです!』
クラマ『……あんたら、もう少し本音を隠さないと、
そのうち神権を剥奪されますよ。』
福ちゃん『まずは、姫様のご乱心の原因になった……。
結婚式当日の
正確な情報を集めましょう。』
福ちゃん『大臣という地位ならば、
国がどう変わっていったのか──
転じて姫がどう変わっていったのかを、
近くで見ているはずだわ。』
パイン王子『それだったら、俺に手立てがあるっすよ!
スイカ城に運び込まれる貨物に紛れて
侵入するんだ……!』
福ちゃん『うふふっ……♪
じゃあ、まずは獄中の大臣に会って話を聞く。
問題なければ、姫に会ってプロポーズ。
その手順で構わないかしら?』
パイン王子『意義なしっ!』
追加EXクエスト「あの日の愛の行方」発生!
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─スイカ村裏路地─
パイン王子『ええと、確かここで待ち合わせの……。』
フルーツパーラー店主の協力でスイカ城に潜入!
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─スイカ城─
スイカ城に潜入成功!(゚∀゚)
福ちゃん『さすがにしんどいですわぁ~。』
クラマ『だったら早い方がいいな……。
調理場には人が戻ってくるだろう。
すぐに準備して、
地下への階段を目指しましょう。』
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─スイカ城ラウンジ─
冒険者からアイテム情報ゲット!(゚∀゚)
冒険者の部屋からギフトゲット!(゚∀゚)
─スイカ城プール─
スイカ雑魚を倒したら何やら発見!(゚∀゚)
『スイカ城の倉庫の鍵』ゲット!(゚∀゚)
─スイカ城倉庫─
早速倉庫に突入!(゚∀゚)
『☆スイカバーソード』ゲット!(゚∀゚)
─スイカ城地下牢─
改めて地下牢に突入!(゚∀゚)
看守『今日は見学っすか?
何名様っすか?』
看守『はい、こちらの紙に、
名前と人数を書いてくださいね。
お一人様300GPになります。』
看守『黄色い紐の袋は手前の牢屋の人に。
赤い紐の袋は一番奥の牢屋の人にあげてください。
喜びますので。』
─元大臣の牢屋─
元大臣『これはこれは勇者様!
どうか、卑しいわたくしめに
ひとひらのコインをお恵みください!』
ポッコ『ああ、そういえば、黄色い紐の袋を
渡せって言われてませんでした?』
元大臣『コイン!
コインプリーズ!!』
福ちゃん『これが欲しいのね?
じゃあ、はい、これ。』
パイン王子『大臣!アボガド大臣!
どうしたんですか!?
俺です!パイン王子です!』
元大臣『いやー!生きとったんかー!?
行方不明って言ってたから死んでるのかと!』
パイン王子『い、いや、それなんだけどよ。
実は俺……メロン姫との結婚式を
やり直そうと思ってるんだ……!』
パイン王子『大丈夫だ、二人で国を立て直すから!
大臣の刑期は、後どれくらいなんです?
終わったら、また力を貸して欲しいんだ。』
パイン王子『いや、結婚が無事にいけば、恩赦もあると思う。
プロポーズを上手くいかせる為にも、
姫についての情報を聞かせてくれよ……!?
まずは──』
元大臣『よ、よけいなことをしてくれるなっ!!(怒)』
元大臣『青春真っ盛りのクソジャリの恋愛ごっこに、
ワシの王国の邪魔をされてたまるか!』
クラマ『王国っておいおい……。
大臣、あんた今牢獄に入ってるんですぜ?』
元大臣『好きな時に起きて、好きな時に遊んで、
コインが尽きれば本でも読んで、寝ておけばいい。
ご飯は上げ膳据え膳で、なーんの心配もいらん。』
元大臣『まさに王様の生活っ……!
やることと言えば、たまーに見学者が来たときに、
ちょーと愛想を見せてやるくらいじゃ。』
元大臣『晩年にカジノとスロットに出会えて
ようやく、わしの喜びの感情が花開いたんじゃよ!
もう、ほっといてくれんか!』
パイン王子『人ってあんなに変わるもんなんですねぇ……。
こええなぁ……。』
─元近衛隊長の牢屋─
囚人『ふんっ!』
Σパイン王子『えっ、何!?
会話出来るのこの人!?』
ポッコ『元、近衛隊長マンゴスチン。
反逆罪で投獄中。
好きなこと:暴力──だって。』
パイン王子『近衛隊長!
俺!俺です!パイン王子です!
ちょっとでもいいから、
話を聞かせてもらえませんか!?』
元近衛隊長『近衛隊長として、
王族の言葉を聞かないわけには
まいりませんな……。』
パイン王子『俺、その、結婚式をドタキャンしちゃっただろ?
あの日、メロンはどんな感じだった?』
元近衛隊長『あの人は
ただ無言でずっと座っていました。』
元近衛隊長『ウェディングドレスを着て、
目を閉じたまま、ずっと座っていました。』
元近衛隊長『式場に西日が射しこむ頃になって、
首を少しだけ傾けて──
「不思議なこともあるものね」と呟いて……。』
元近衛隊長『それだけ言って、
困った顔一つしないで立ち上がると、
そのまま、式場を出て行かれましたな。』
メロン姫……(;ω;)
パイン王子『い、いや、それだけか?
もう少し感情が読み取れるような出来事は
なかったのか?』
元近衛隊長『メロン姫は、よく笑っているが、
逆に泣いたり怒ったりしているのを。
私はついぞ見たことがありません。』
元近衛隊長『あなたも、危険を冒して
このような場所に戻ってきたのです。
おそらくは、そう──これから一戦交え覚悟では?』
パイン王子『メロン姫の情報を聞き出したのは、
これからプロポーズをしようと思っていて……!』
元近衛隊長『はぁ??』
パイン王子『そもそも王を守るのか、
お前らの仕事じゃねえのかよ!?
逆に首を取ろうって、
どういうこった、おい!?』
元近衛隊長『その時こそ、牢屋を出て、
私の剣で女王の頭を粉砕してやるのですッ!!
ワハハ!ワハハハハハッ!!』
クラマ『メロン姫には同情するぜ。
側近、ゲスばっかりじゃねえかよ……。』
─元料理長の牢屋─
元、料理長グワバ。
仕事放棄の罪で投獄中。
好きなこと:食べること
パイン王子『滅茶苦茶でかいですね……。
寝ているのかな?
起こしたらまずいのかな?』
元料理長『くんくん……いい匂いがする~!』
元料理長『むしゃむしゃばりばり!』
ポッコ『あの袋の中身、お菓子だったんだね~。』
元料理長『調理場の複雑に入り交じった匂いの中で、
どんな繊細な匂いだって嗅ぎ分けたわ~。
なつかしいわね~。』
元料理長『それでバクバク食べていたら、
ある日、限界点を超えちゃって。
まともに動けなくなっちゃった~♪』
元料理長『運悪く、その日に
大事な会食の席を任されていてね~。
それをほっぽり出した罪で牢屋にってわけよ。』
福ちゃん『それで。ずっと投獄されていますの?
ちょっと厳しすぎない??』
元料理長『ううん、刑期はたったの二日だったの。
頭を冷やしたら出てこいって。』
元料理長『でも、ここめっちゃ居心地良くて、
気に入っちゃったのよね~♪』
パイン王子『他と違って優しそうな人で安心したぜ。
あの、料理長さんよ……!
もし良かったら、メロン姫のことについて
幾らか教えてもらえないかい?』
元料理長『ワタシ結婚式の料理も担当してたのよ~!?
何で逃げたりしたの~!?』
パイン王子『す、すまねえ!
あれには色々とワケがあって……!
あ、でも、ここに帰って来たのは
責任を取るためなんだ!』
パイン王子『今度こそ男らしくプロポーズをして、
結婚式をやり直す……!
その為に、姫のことを知りたいんだ……!』
元料理長『あらあら、ロマンティック!
二年越しの恋ね!』
元料理長『あー、でも、先王が亡くなった時には、
塞ぎ込んでいたわね~。
あれは可哀想だったな~。』
元料理長『その後は、
見ている方が心配なほどバリバリ働いて、
国の改革を目指していたわ~。』
元料理長『わりと過激なところはあるけれど。
囚人に対しても優しい人だからねぇ~。
良い結婚式になるんじゃないかしらね~?』
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福ちゃん『ここは、
とんでもない悪意がこもった場所ですわね。
正直、反吐が出ますわ。』
福ちゃん『気付かない?
ここは人間動物園よ。』
福ちゃん『失敗して、落ちていったものを牢に並べて、
見学料を取って小馬鹿にさせているの。』
福ちゃん『何より酷いのは、
彼らに「餌」を与え続けていることよ。』
パイン王子『い、いや、食事くらいは──』
福ちゃん『違う、そういう意味での餌じゃない。
彼らが罪を犯すに至った欲望の形を
与え続けているの。』
福ちゃん『おそらく大臣は、カジノにはまって、
国の金を横領したのでしょう。
その大臣の部屋にスロットが置いてある……。』
福ちゃん『謀反に失敗した男には、
身体を鍛える為の器具を揃えてあげているわ。』
福ちゃん『太って失敗した女には、
もう動くなと言わんばかりのお菓子の洪水。』
福ちゃん『此岸から離れて自己と向き合う時間──
本来、厳かに行われるはずの、
反省の機会と時間を
彼らから奪っているのよ……!』
福ちゃん『だから、絶対に更生することは出来ない。
アルコール中毒者の眼前に、
酒とつまみを並べて
煽り続けているようなものだもの。』
やっぱりサイコ姫じゃないか……(((( ;゚Д゚)))
パイン王子『い、いや……。
もしも、結果的にそうなっていたとしても、
姫に悪意があるわけじゃあ……。』
福ちゃん『いいえ、間違いなくあるわね。
最初にゴブリンが言ったでしょう。
「見学ですか?」って。』
福ちゃん『つまり、共通認識なのよ。
ここが見世物の為の場所だってね。』
福ちゃん『あなたには言わなかったけれど、
姫はカジノでイカサマも働いていますわ。』
福ちゃん『あら?
この分なら先王の死因も、
再調査をした方がいいかもしれませんわね。
なにしろ、それで王位が──』
パイン王子『やめてくれよっ……!』
パイン王子『謝ってくれよ……!
あいつは幼い頃に母親を亡くしているんだ。』
パイン王子『身内がいなくなる悲しさは、
誰より知っているはずだよ……!
謝ってくれよっ……!?』
福ちゃん『……ごめんさない。』
パイン王子『俺にじゃなくて……メロンにッ……!』
福ちゃん『……その言葉が聞きたかったわ。
あなた、メロン姫の気持ちにばっかり
頼っていたから。』
福ちゃん『メロン姫がどう思っているか。
自分をどう思っているか。
牢屋でもそんな質問ばっかりしていた。』
福ちゃん『あなたには、
メロン姫に対する想いが
無いのかと思っていたわ。』
福ちゃん『その気持ち、
それを愛と呼びたくないなら今は構わない。』
福ちゃん『だけど、姫が
あなたをどう思っているのかではないの。
あながた姫に何をしてあげたいかが大事なの。』
福ちゃん『その覚悟がプロポーズに乗るのよ。
分かる?
瞳に映る自分ばかり気にしてたらいけないの。』
パイン王子『オ、オッス!お姉さん!
胸に刻み込んだッス!』
福ちゃん『よろしい。
では、行きましょうか。』
お次は遂にメロン姫と対面ですわ!
次回は水着イベントEX編:その15(パイン王子EXシナリオ-4)でち!
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