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『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
水着イベント「秘密結社をご存じ?」編:その32(始祖竜の叫び-その3)でち!
ヘルちん『メリュジーヌさんのお家にお泊まり~♪』
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リュウビトによる地上侵攻事件の黒幕はアリウープだった。
アリウープは「竜の島の奥で待つ」と言い残し地上を去る。
何故彼女は身内のリュージン達をも裏切り、独断で暗躍していたのか?
アリウープの真意を知る為に、秘密結社は竜の島へと突入。
そして一つ目の階層、「大地層」を突破し、
「水麗層」に到着した秘密結社。
そこで出会ったのは始祖竜の一人、メリュジーヌ。
アリウープ討伐の為に共闘を持ちかけられるも、信用してよいものか分からない。
強引にメリュジーヌ邸にお泊りされられるが、
メリュジーヌを見極める良い機会と考え、一泊することになった。
━━メリュジーヌ邸 夜━━
デーリッチ『ふいー♪
さっぱりんりん♪』
《──しゅごごごご……。》
ミア『うん?
どうしたの、デーリッチ?』
デーリッチ『あ、ミアちゃん!
ミアちゃんもお風呂帰りでちか?』
ミア『そうよ。
広くて素晴らしいところだったわ。
ディナーも美味しかったし、
言うことないわね。』
デーリッチ『言うことないでちねー!』
ミア『でちよー?
それで、あなたは
どうしてそんな所で立ち止まっているの?』
で、ででで、
「でちよー?」!??
ミア『でちよー?』
ぐはぁぁ!なんだこの破壊力は!?
バブみっ……!
圧倒的バブみっ……!
ミア『ママでちよー?』
ミアママぁあああぁあああ゙あ゙あ゙ぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!
バブうぅううううぅぅゔゔゔうううん!!!!
失礼、取り乱しました。
以下、ストーリーの続き。
デーリッチ『あ、それは
池から変な音がしたんでちよ……!
しゅごごって、しゅごごご──って!』
ミア『ほんとだ……。
耳を澄ませると聞こえるわね?
何の音だろ?』
デーリッチ『んー……あ、デーリッチ思い出した!
これ、お風呂の栓を抜いたときの音だ!』
ミア『うん?
それじゃあ、今、池の中で
水が吸い込まれていってるってこと?』
ミア『ま、大した正体じゃなかったわね。
湯冷めするといけないわ。
そろそろお部屋に戻りましょう?』
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デーリッチ『って、なんで戻ってきてるんでちかね……。』
ミア『だって、ローズマリーが
凄く気にするんだもの。』
ローズマリー『本当だ……音がしますね……。
これは、今すぐにでも
調べた方がいいかもしれない……。』
ローズマリー『みんなは、そう思いますか?
回帰の薬のこと、メリュジーヌのこと。
今のメリュジーヌは幻だと思います?』
ローズマリー『今のメリュジーヌが幻だとしたら、
私はもしかして、
本体は池の中に隠れているのではないかと
思っていたのですが──』
ローズマリー『もし、池の下に
更なる空間が続いているとするなら、
そこに隠れている可能性の方があると……。』
ミア『ってことは何?
ローズマリーは回帰の薬の効果を
信用していないわけ?』
デーリッチ『あれ?回帰の薬でニンゲンになった元リュウビトに会ったでちよね?
完全に人間に見えたでちけど……?』
ローズマリー『そこだよ、デーリッチ。
あのニンゲンは、ぴったり人間過ぎる。』
ローズマリー『ディナーの席でも一緒だったが、
受け答えから、仕草まで、まさに人間だった。』
ローズマリー『リュウビトから
人間になったばかりであれば、
動きに癖が残ってないとおかしいだろう?』
ローズマリー『疑いは、もう一つある。
大地層のボスは、死ぬ間際の台詞で、
人間に戻りたがっていたよね?』
ローズマリー『なのに、あのリュウビトは、
回帰薬の存在すら知らなかったようだ。
こんなに未来のある薬なのに、
どうして、情報を共有しようとしない?』
ミア『つまり、ローズマリーは、
この薬を水麗層で独占しようとしているか、
もしくは──』
レプトス『もしくは、効果そのものが真っ赤な嘘だと?』
ローズマリー『そうです。
嘘をついているとするなら、
必ずそこに裏の理由がある。』
レプトス『なるほど……理の通った発言……!
さすがは、王国の名参謀
ローズマリーさんですね!』
ローズマリー『そ、その呼び方は止めてくださいね……?///』
赤面するローズマリーかわいいw
ヘルちん『この池の中には、
巨大魚?が最低で二匹はいるのよ?
ティーティー様達も、
あっさり吸い込まれちゃったってやつ!』
ヘルちん『そんな池の中を歩くなんて無理無理無理!
あんなの水中で二匹も三匹も
相手に出来るわけないじゃないの……!』
レプトス『では、私にお任せをっ……!』
\ドボーン!!/
Σローズマリー『レ、レプトスさん!!?』
Σヘルちん『なにしてんの!?
話聞いてた!?』
レプトス『……しーっ……。』
レプトス『大丈夫。
どうやら二匹は寝ていますねっ……!』
レプトス『それから、音のする方に向かって、
階段のようなものが見えました。
おそらくは、あそこに水が吸い込まれて
音が出ているのでしょう。』
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━━池の底━━
Σローズマリー『流れも勾配も急すぎるっ……!
こんなの私達だけで進むのは無理だぞ!?』
Σデーリッチ『わあ、これ駄目なやつでち……!
なし崩し的にみんな流されるやつでち……!』
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━━池の底から更に底へ━━
Σヘルちん『へぼぼっ!?』
ローズマリー『何かを隠すには十分な広さ──。
やはり、ここに
メリュジーヌ本体がいるのでしょうか?』
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Σヘルちん『──に、人間!?』
???『ああっ……良かった……!助かった!
鉄格子を石で打ち付けていたのが、
音になってあなた達を呼び寄せたのね……!』
???『何もしてないわよっ!
ああっ、早くしてっ!
あいつが戻って来ちゃう!?』
ローズマリー『あいつ?
もしかして、それはメリュジーヌですか?』
???『た、助かった!もう駄目かと思ってたのよ!
ありがとう!!
本当にありがとう!!』
???『それで、あなた達はどこから……!?
あなた達もメリュジーヌの奴に
騙されて連れてこられたの??』
ローズマリー『それは、つまりどういうことですか?
我々は自分の足で、ここまで来たのですが……。
メリュジーヌが
あなたを捕らえたのですか?』
???『私はね……嵐の夜に難破した船から
メリュジーヌによって助けられたのよ。』
???『ちょっとした演技をしてくれたら、
代わりに金銀財宝をお土産にもたせてくれるって
そう持ちかけられたのよ。』
???『それが、リュウビトから
人間になったフリをするってお仕事!』
ΣΩΩΩ『!!?』
ローズマリー『……!?
では、屋敷で出会ったあの人間は──!』
ミア『……で、最終的にあなたは
ここに閉じ込められていたわけだけど、
それはまた、どうして?』
???『ええ、お仕事が終わって
財宝を貰って、明日には帰ろうかって時に、
朝 目が覚めたら、いきなり牢屋の中だったの!』
レプトス『なんてこと!
じゃあ、やっぱり
メリュジーヌは悪党なのですね!?』
ローズマリー『いや、変なんですよ……。
口封じならさっさと殺すべきです。
ここに閉じ込めてある以上、
メリュジーヌには別の目的があるはずです。』
ローズマリー『回帰の薬だって、よく分からない……。
そんな無理のある嘘をついてまで
作り続けることの
メリットって何でしょうか?』
ローズマリー『そもそも数が合わないはずだ……。
本物の人間を連れてきているのならば、
じゃあ、志願者のリュウビトは
一体何処に消えた??』
???『──ちょっとおいたが過ぎるんじゃないのん?
きみたちぃ……。』
メリュジーヌ『はーい、こんばんはぁ~。』
ΣΩΩΩ『!!?』
ローズマリー『メ、メリュジーヌ!?
何処から!?』
メリュジーヌ『こらこらぁ、閉じ込めておいた者を
逃がすなんて感心しないわねぇ……。
そいつが悪党で、嘘をついていたらどうするのん?』
ローズマリー『嘘をついているのは、あなただ、メリュジーヌ!
回帰計画にはおかしな点が多すぎる……!』
ローズマリー『あれが、あなたの言ってる通りのものならば、
ここに本物の人間がいる必要なんて
ないはずだろう!?』
メリュジーヌ『ふむん……まっ、いいか。
遅かれ早かれってやつねん。』
《メリュジーヌは何かのカードを投げ渡した。》
デーリッチ『な、なんでちか、これ?』
メリュジーヌ『竜の島の最下層まで行けるIDカード。
必要だったんでしょう?』
メリュジーヌ『まあ、いいわん。
それを差し上げましょう。
その代わり、私の話を聞いてもらいましょうか?』
メリュジーヌ『うふふっ、まあいいわ。
この階層で作っているのはね、人魚の薬なのよ。』
ミア『人魚の薬──え?回帰の薬は?』
メリュジーヌ『そんなものはないわ。
人魚の薬と、それからもう一個作っているけど、
回帰の薬なんて嘘っぱちよ。』
メリュジーヌ『私はただ、ニンゲンに制作した人魚の薬を投与して、
より強いリュウビトを完成させようとしているだけ。
それこそ、始祖竜を超えるレベルのを期待している……。』
メリュジーヌ『時々、人をさらってきてはね~。
そこに閉じ込めて、
人魚の薬を投与して実験をしているのよん。』
メリュジーヌ『スリムがいなくなってから、
素体の確保もずいぶん楽になったわぁ。うふふっ……!』
メリュジーヌ『そろそろ効果が出るわ。
うふふ、あなたは何になるのかしらねん?』
メリダ『ど、どういうこと!?
私、何もされてな──』
Σメリダ『ぎ、ぎぎぎっ!あたまがっ!!?』
メリュジーヌ『そろそろ始まるわよ、ショータイムが!
ハグレ王国の皆さんもご覧あれ!』
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'´ |:∠ィ'::::/イ:::::: l::|゚l___ハ\:j_ノ く. `ーt__ l ',、:::ヽ
lハ::::l::ト、:::l::::::/|/_!___.ハ |:::::|: : Χ_/ ⌒l__|!ヽ:::::,
l-V、ヽヽ|:::/ヽ ,__ハ|:::::|/ `~x ./>!: ヽ::!
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メリダ『ぎ、ぎぎぎっ!あたまがっ!!?』
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、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・”
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’、′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
’、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’′・
、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・
‘: ;゜+° ′、:::::. ::: >´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ
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Σヘルちん『ひゃあゃああっ!!?』
メリュジーヌ『ちぇっ……今回は出来損ないか……。
こいつ、食事の量を誤魔化してたのかしら?』
ローズマリー『貴様!?何をした!?
この惨状はどういうことだっ!!』
メリュジーヌ『人魚の薬は経口薬だからね。
ちょっとずつ食事に混ぜてたってわけよん?
もう手遅れだったってわけ。』
メリュジーヌ『本当はね、上の水槽にいるようなリュウが、
完成するはずだったの。
あればっかり作っても仕方ないから、成分調整中だけど。』
ローズマリー『これまで……
これまでどれだけ犠牲を重ねてきた?』
メリュジーヌ『人間ちゃんのこと?
そうねぇ……二十人くらいかしら?もっと?』
ローズマリー『恥じ入るよ……お前と手を組もうとしていた
今日の自分を。
そして、はっきりした。
貴様が腐れ外道で倒すべき相手だってことがな!』
メリュジーヌ『ははっ!?はははっ!!
待ってよ、話は全て終わっていないわ!
ねえねえ、人魚の薬の材料って何だと思う?』
メリュジーヌ『リューノホトケ。つまりリュービトの喉仏よん。
何としても始祖竜のが欲しかったから、
今日は急いで上に行ったんだけどねぇ……。』
メリュジーヌ『ま、それはいいわ。
つまり、定期的にリュウビトの喉仏が必要になるの。
……ここまで聞けば分かるんじゃないのん?』
ローズマリー『おそらく「志願者」は……こいつにっ……!』
メリュジーヌ『ご明察っ!
つまり、回帰の薬には志願者の骨を利用しているの!
薬品でゲル状に溶かしてね。骨だけを取り出すの。』
メリュジーヌ『だけど、あんな、ゲルゲルのスライムになっても、
ま───だ人間になりたがっているんだもん!
生き物の根性ってホントすごいわぁ。』
メリュジーヌ『君達が、今日、水麗層で倒してきたスライムちゃん。
あれ、元は何だったと思う?ね?ね?分かるでしょ?』
Σレプトス『まさかっ!!!?』
メリュジーヌ『あはは!一生懸命人間になろうとしているのに、
惨殺してきたんでしょう!?
あははははっ!!きゃははははははっ!!ひど──い!!』
ローズマリー『記録更新だよ。
貴様ほどの外道は
大陸を探しても一人もいなかった。』
メリュジーヌ『あらぁん……?やっぱり理解してもらえないのねん!
でも、いいわ!
今日は上質の素体がたっぷり手に入るんだもの!』
メリュジーヌ『上機嫌にぶっさばいてあげるぅ!!』
『水麗王メリュジーヌ』が正体を現した!
ローズマリー『──水そのものがっ!?
こいつがメリュジーヌの本体なのかっ!?』
ミア『魔法使いの塔では、
見つからなかったはずだわ。
あの時も、きっと島のすぐ近くにいたのね……!』
レプトス『どうすればいいのでしょう!?
どんな攻撃だったら通るでしょうか!?』
ローズマリー『何でもやってみるしかない!!
こいつにだけは……!
人として負けられないぞっ!!』
メリュジーヌ『安心してぇ、殺しはしないわぁ?
二度と自分では動けなくなるだけよぉん!
きゃはははっ!!』
━━数ターン後━━
《メリュジーヌは『真・人魚の毒』を放った!!》
《毒に冒された者は操作不能。さらに50%の確率で味方に感染させる!》
━━数ターン後━━
メリュジーヌ『──きゃはは!ずいぶんと粘ってくれるわねん!?
もっともっと薬をお好みかしら!?』
《メリュジーヌが『真・人魚の毒』を使ってくる確率が上がった!》
━━数ターン後━━
秘密結社も負けじと応戦!!
もう一息!(゚∀゚)
『水麗王メリュジーヌ』撃破!(゚∀゚)
秘密結社の勝利!(゚∀゚)
激レア防具『★メリュジーヌ・アイ』ゲット!(゚∀゚)
メリュジーヌ『きゃははっ!ぎゃははばっ──ぎゃばばっ!?』
メリュジーヌ『ご、ごぼぼっ!?なにごれ!?
う、うづぐしぐない!?
ぎゃばばっ!わ、わだぢのごえがきもぢわるい!?』
ローズマリー『喉はもう潰してある……。
お前の下品な笑い声も、今のが聞き納めだ……。』
メリュジーヌ『うぞでじょ……!?
こ、こんなやつだに……!わだぢのうづくしさががっ……!
いだいなめりゅじーぬざまが!?』
メリュジーヌ『ど、どげる、あいづらのように……!
や、やだ、なりたくない、なりたくない!たすけて!
たすけて!?たずげろよっ!!』
メリュジーヌ『たずげでぇえっ!!!!』
ミア『お、終わったの……?』
ローズマリー『ええ……。
ここは麗しの水の都ではなくて……。
怨嗟渦巻く霊の都だったようです……。』
ヘルちん『あ、あら?なにか、光るものが浮い──
おろろろっ……!』
デーリッチ『なんでちかこれ?
白くて大きな骨?』
ローズマリー『もしかして、それって、
メリュジーヌが言っていた、
始祖竜のリューノホトケなんだろうか?』
ミア『始祖竜の?
あんな、水みたいな形をしていて
骨なんてあるの?』
ローズマリー『それは、分かりませんが……。
とにかく、人魚の薬の重要材料みたいです。
こちらで確保しておいたほうがいいでしょう。』
レプトス『人魚の薬が本当にあるとするなら……。
ペコちゃん──ペコロドンも
元々は人間だったのでしょうか……?』
レプトス『もしかして大婆様も……。
人魚の薬の製造に手を出していて……。』
ローズマリー『それをはっきりさせる為に進むんです。
今、思い悩むことはありません。』
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━━メリュジーヌ邸 翌朝━━
先日邸内で会った「ニンゲン」は、
どうやら行方不明者を探していた、人間側ギルドのスパイだったようです。
秘密結社が解決しなければ、この人も牢屋に捕われて実験体にされるところでした。
ローズマリー『あの人は大丈夫そうですね。
最後の懸念材料はなくなりました。
後は、私達もここを脱出して、
更に下の階層を目指すとしましょう。』
ヘルちん『いざ、最下層へ!』
ついに最後の階層ね!
次回は水着イベント「秘密結社をご存じ?」編:その33(始祖竜の叫び-その4)でち!
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