━━シノブの世界・頂上━━
シノブ『こんにちは、パパ』















キーオブパンドラを取り戻した！









デーリッチ『（あ、あれ？
あっさり返して貰えた……。
デーリッチの思い違いだったかな？）』











シノブパパ『話ならここですればいいさ』









デーリッチ『い、いやぁ、あの、それが……』









シノブパパ『どうした？出来ないのかい？
私を抜きにして、シノブを説得しようなんて……。
そいつは、アンフェアってもんだろう？』









デーリッチ『……』









シノブパパ『腹を割って話そうじゃないか……』









デーリッチ『……やっぱり、そうでちか』


















































シノブパパ『別におかしくはないだろう？
私が主なんだから』









デーリッチ『なんでちって？』

















シノブパパ『黙って聞いていなさい！！』

シノブ『くっ……！？』
























































シノブパパ『やめろっ！！』









デーリッチ『シノブちゃんは、
パパを自分が殺したと思っているからでち』









シノブパパ『やめろと言っているだろっ！？』









シノブ『聞かせて！！
お願い、パパ聞かせて！！』









シノブパパ『黙れっ！！！』






シノブ『私が……パパを殺した？』









シノブパパ『やめろ！！
やめろ！！！
やめろおおおおおおおっ！！！』









シノブ『パ……パパ？？』









デーリッチ『トラウマという黒い塊、
これが、パパと呼ばれているイメージの
本性でち……』









シノブ『本当に？
本当に、私がパパを殺してしまったの？』









デーリッチ『間接的な話でち……。
だけど、それを君が受け入れないと、
この世界は不幸な終わりしか迎えられない』









シノブパパ『デェエリッチイイイイイィィ！！
キサマァアアアアアア！！』









ピンクさんと
にゃーにゃちゃんが
シノブパパの前に立ち塞がる！
シノブ『ピンクさん！？
にゃーにゃちゃん！？』








デーリッチ『シノブちゃんの死が本当の終わり！
しかし、生き残れば、
イメージは頭の中でずっと続くんでち！』









デーリッチ『あの二人はそれが分かっている！！
さあ、距離を稼ぐでちよ！
手を取って！！』









シノブ『ど、どこへ逃げるの！？』









デーリッチ『否、進むのだ！未来へ！！』

次回はシノブの世界：その4でち！