[ざくざくアクターズ] 攻略おっさん日記-その39-雪乃の帰郷:後編だよ!

『ざくざくアクターズ』プレイ日記(ネタバレ全開)

▼解説っぽいなにか▼
…………………………

『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
雪乃の帰郷:後編だよ!


雪乃『帰ってきたんだ……故郷に……!』



記事の続きはこちらから




▼これまでのあらすじだよっ!▼
…………………………

シノブさんの「次元ポータル」で
遂に元の世界に戻ることができた!

帰ってきたんだ……故郷に……!!

転送直前にヤエちゃんと約束したんだ。
絶対にハグレ王国に帰ってくるって……。
でも相互ゲートは残り二日で完全に閉じちゃう……。

何が大事で、何を大切にするか……
残された二日で、私なりの答えを見つけなきゃ……!

とりあえず、今はただ、
故郷のみんなの顔が見たい……。








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━━雪乃の部屋━━
??『おき……朝…ぞ……』









??『あーさーだーぞー!
起きろ、姉ちゃーん!』










雪乃『わっ!?』









??『先に外で待ってるからなー!』









雪乃『そ、そうか。
私、昨日……帰ってきたんだ』










雪乃『……さっき部屋の外で呼んでいたのは、
弟の風太だよね?
何か約束してたっけ?』










風太『はよーっす!』
雪乃『はよーっす!』
風太『姉ちゃん、早速勝負だ!』









風太『キッカー五目並べで勝負!
姉ちゃんがいない間、猛特訓したんだぜ!!』ドヤ










━━雪乃の圧勝でした(笑)━━
風太『姉ちゃん、強くなりすぎだろ!』
雪乃『ご、ごめん。向こうの世界じゃ、
「攻撃を外す=死」を意味してたから……!』

Σ風太『姉ちゃん、どんだけ過酷な世界にいたんだよ!?』









父『いやぁ、やっぱり
その席に雪乃がいると違うねぇ……(涙)』










母『お父さんの涙なんて、
プロポーズの時以来だったわ。
よっぽど嬉しかったのね』










雪乃『……風太も、
お父さんもお母さんも、
みんな私を愛してくれている……』










雪乃『何が大事で、何を大切にするか……
残された二日で、私なりの答えを……!』









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━━翌朝━━
風太『まさか姉ちゃんが今日から学校に行くとは』
雪乃『はやくみんなの顔が見たいの』









雪乃『と、言ったものの……
そんなに仲の良い友達、
このクラスにはいなかったりして……』










??『ゆきのんじゃん!
おぉ、本物だ!?
本当に帰ってきてたんだ!?』

雪乃『ちょ、ちょっと、
声が大きいってセッちゃん……!』










雪花『やー、すっごい久しぶりじゃん!
帰りにスイーツ食べに行こ!』

雪乃『うん、楽しみ!』









━━評判のお店でスイーツ━━
Σ雪乃『ウマスッ!』









━━夜になり、ケシワ山を散歩する雪乃━━
風太『急にいなくなるなよ!心配するだろ!』
雪乃『ご、ごめん……』









風太『自覚持てよな……!
またか!?って思うだろ……!?』










雪乃『……お姉ちゃん、
こっちの世界に戻ってくる前にも、
丘の上から花火を眺めてたんだ』

『みんなに会いたいなぁ……』









風太『みんななら、ここにいるじゃんか……!
もう前の世界には戻れないんだろ!?』










雪乃『実は、相互ゲートを通れるのは明日までなの……』
風太『!?』








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━━翌朝━━
雪乃『今日で最後だ……』









雪乃『お母さん。
いつも美味しいご飯ありがとう。
大事な話があるの。
ご飯の後、少し時間を空けてもらえるかな?』


母『……分かったわ』









雪乃『お父さん。
いつもお仕事頑張ってくれてありがとう。
大事な話があるの。
ご飯の後、少しだけ時間をもらえるないかな?』


父『……分かった』









風太『お姉ちゃん!
俺、また特訓したんだ!
今日も遊んでいってくれよ!』


雪乃『……1ゲームだけだよ?』









雪乃『ごめんなさい。風太。
ご飯の後、大事な話があるの。
聞いてくれる……?』


風太『……』








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━━食事後━━
雪乃『まず、ごめんなさい。
私、みんなのこと、全然分かってなかった』










雪乃『この世界から、いなくなった間、
急に向こうの世界に呼ばれてから、
私は、私のことばっかり考えていた』










雪乃『ごめんなさい、
それから、私を愛してくれて
本当にありがとう……』










雪乃『もう一つ、
謝らないといけないことがあるの。
私、わざと黙っていた』










雪乃『私が帰る時に使ったゲートは、
まだこの世界に残っているの』

父・母『!?』









雪乃『でも、そのゲートには時間制限があって、
今日の終わり──
つまり明日になると消えてなくなるの』










雪乃『私……。
最初は、ただ、生き残るためだけに、
王国のみんなと合流したの』










雪乃『王国の人達が拾ってくれなかったら、
私はここには帰って来られなかった。
ううん、もう死んでたかもしれない……』










雪乃『それなのに、
まだ、向こうの世界のみんなに
私は何も返せていないの』










雪乃『一番大事なところで、
正念場のところで、
私は自分を優先して離脱して来たんだ』










雪乃『忘れられない。
だって、私、
王国のことが好きになっちゃったんだもの』










雪乃『生き残る為に合流したけど、
いつしか、あの王国は、
私の夢にもなっていたんだ……!
あの王国をみんなと成長させていきたい……!』










雪乃『お父さん、お母さん、風太、
この世界にいる限り、
王国は私が見た幻になってしまうの……!』










雪乃『いつか完全な相互ゲートで、
私はこの世界を必ず探し当てて、
必ず帰ってくる!!』










雪乃『私に夢を追うだけの時間をください!!』









父『……立派なもんじゃないか』
母『お父さん……!?』









父『なかなか言えたもんじゃないよ。
成長したなぁ……。
背中に隠れてばっかりだった雪乃がなぁ……』










父『とてつもない大仕事じゃないか。
雪乃を送り出した結果、
二つの世界が繋がるなんて……』










父『父さんは、お前の背中を押すよ。
それが父さんの仕事だ』

雪乃『(お父さん……泣いてる……!?)』









母『雪乃、考え直しなさい……!
何もそんな苦労を背負う必要はないわ……!』










雪乃『お母さん……。
ごめんなさい、約束してきたの
私どうしても行きたい……』










父『お友達にも別れを挨拶をしてきなさい……』
風太『……お姉ちゃんの嘘つき!!裏切りババア!!』ダダダ
Σ雪乃『あっ……!』









父『……すまんね、許してやってくれ。
ああ見えて、雪乃が帰ってきて、
一番喜んでいたのはあいつなんだ』

雪乃『……』








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雪乃『……友達とは連絡取れた……
怒られたり、泣かれたりしたけど、
気持ちは分かってもらえたと思う……』










雪乃『ただ、風太とお母さんを
泣かせたままで出ていくのは辛いな……。
何か出来ないかな……』










母『……雪乃。
あんた、夕飯食べていく暇ないんだろう?

雪乃『うん……』









母『お弁当作っておいたわよ。
あんたの好きなものしか入ってないわ。
後でゆっくりお食べ』

雪乃『!!!』










雪乃『お母さん!!』









母『……行っておいで。
楽しみにしてるからね

雪乃『うん!』








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━━雪乃の王国帰還直前━━
母『あなた、大変よ!
風太と風太のお友達が学校裏のケシワ山に入っていって、
行方不明になっているのよ!』

Σ父・雪乃『!!?』









雪乃『もしかして、
ゲートを探しに入っていった!?』










雪乃『ケシワ山にゲートなんて無いよ!?
私が、勘違いさせちゃったんだ……!』










父『よし、救助隊を要請して助けにいくぞ……!』
雪乃『あ、あの、私も行くっ……!
私のせいなんだし!』










父『ゲートとケシワ山は正反対の距離じゃないか!
ゲート封鎖の期限に間に合わなくなるぞ!』

雪乃『た、たしかにそうだけど……』









父『だったら、雪乃はゲートに行きなさい!
心配するな!
風太達は必ず私達が保護する!』

雪乃『……』









雪乃『風太を探しにいったら……
往復するだけでも夜になる……
それからゲートを目指せば、
日付をまたぐことになる……』










雪乃『ゲートは……今日で終わり……
私は……
私はどっちを取れば……』










雪乃『違う!!もう決めたんだろう!?』








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━━ 一時間後、次元ポータル━━









シノブ『告知通り、日付が変わった瞬間──
午前0時から順番にゲートを閉めていきます』

ヤエ『……分かったわ』









ヤエ『あ、ちょっと待って。
言うのを忘れていた』










ヤエ『一週間、ありがとう。
あなたのおかげで雪乃は家族に会えたわ』










シノブ『……何を強がっているんですか。
あなたの友達はもう帰って来ませんよ』










ヤエ『帰ってくるかどうかは雪乃の問題だわ。
あなたは選択肢をくれたのよ。
ありがとう』

シノブ『……』









シノブ『……準備がありますので、
これで失礼します』









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━━ さらに五時間後━━
ヤエ『……C地区のゲートは5時に閉まった……
D地区が閉まるのは遅くても8時前ってところね』










ヤエ『ローズマリーに叱られるのが私だけになるか。
それとも二人になるか……。
私が出来るのは待つだけね……』









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━━ さらに二時間後━━
シノブ『……なんだ、やっぱりいるんじゃないですか』
ヤエ『……』









シノブ『残念ですが、順番です。
左側から閉めていきますよ』










ヤエ『右からじゃないだけ助かるわ。
どうぞ?』










━━ 順番にゲートを封鎖するシノブ━━
シノブ『残り2つですね』









シノブ『それではこちらから……』
\キイィィィン…ッ!!/
シノブ『!?』









ヤエ・シノブ『!!!』









ヤエ『共鳴してるぞ……!?』









シノブ『ま、まさか……!?』









ヤエ『雪乃ッ!!
こっちだ!!』










\キイィィィン…ッ!!/









ヤエ『雪乃……!
大丈夫!?』










雪乃『……え、えへへっ……』









『ただいま、
ヤエちゃん。』










ヤエ『馬鹿ね、泥だらけじゃないのよ。』
『……ええ、おかえりなさい』









シノブ『どうして……!?
家族に会えなかったんですか?』










雪乃『ううん、会えたよ。
ありがとう、シノブさん』










シノブ『家族の暖かさを知っているなら、
こんな所にいてはいけません……!
最後の選択です……!
私が閉める前にもう一度──』










ヤエ『二度言わせんなよ。
決めるのは「三日後の雪乃」だって言ったろ?』





ヤエさんカッケ━━(゚∀゚)━━ッ!!





ヤエさん株、
連日ストップ高!!










シノブ『……考えた末に、
こちらの世界を選んだってことですか?』










シノブ『何故愛せるんです……。
こんな無理矢理連れて来られた世界を。
自分が生まれてもいない世界を……』










雪乃『シノブさん……。
ううん、それは違う。
私もみんなも、
世界を愛しているわけではないよ?』










雪乃『愛は、人と人との間に生まれるものだから』








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━━王国への帰り道━━
ヤエ『で、なんで遅かったのよ?
滅茶苦茶ヤキモキしてたのだけど……』









雪乃『あぁ、ごめんなさい!
実は弟が直前で行方不明になって……!』










雪乃『どうするか、迷ってたんだけど、
迷ってるって自体がおかしいことに気付いて。
だから、弟をずっと探してたんだ!』









ヤエ『……間に合わないかもって思わなかったの?』
雪乃『思った!!
めっちゃ思った!!
……でも』










雪乃『「私達は家族にはなれないけど、
友達にはなれる」って言葉を
言われたことがあって』










雪乃『代わりの無い家族を
放ったらかしのまま旅立つのは
違うと思ったから……!』










ヤエ『ふぅん……。
しかし、誰だ、そんなキザな台詞を吐いた奴』










雪乃『え?知らない?
一緒にいたのに──だから、あれは──』










▽△▽△▽以下、ゆきのん回想▽△▽△▽








△▽△▽△ゆきのん回想終わり△▽△▽△








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━━ハグレ王国━━
ハグレ王国でも丁度雪乃との出会いの話をしていました。









ティーティー様『最初に、牛、犬、鷲って……』









デーリッチ『この瞬間かなー!
デーリッチが、この王国やれる!
と思ったのは!』










ヤエ『どうしたのティーティ様。
私の話題?』










Σティーティー様『え!?』
Σデーリッチ『!?』









デーリッチ『お、おおおぉ!おかえりー!
待ってたんでちよー!!(゚∀゚)』










ティーティー様『てっきり、もう二度と帰ってこないと思っておったぞ……』









ヤエ『ティーティー様親衛隊が、
そんな無責任なことするわけないじゃない。
ねえ?』










雪乃『た、ただいまぁ……。
えへへ……』

Σティーティー様『!?』
Σデーリッチ『!?』









デーリッチ『お、おおおおぉ!?』









デーリッチ『雪乃ちゃん!
雪乃ちゃんも戻ってきてくれたでち!!
ね?ね?見た!?見た!?(゚∀゚)』










ティーティー様『驚いたわ……。
ドッキリじゃないだろうな、これ』










雪乃『ごめんね、みんな。
私の我が侭で、
私だけ家族に会わせてもらって……』










ティーティー様『家族に会ったって……。
踏み留まったわけじゃなくて
実際に一度帰ったのか?』










ヤエ『相互ゲートだからね。
まあ、その辺は話すと長くなるから
あとで話すわ』










ヤエ『今は、ただいまとだけ。
ああ、私の方はただの付き添いだから、
気にしなくていいわよ』










ティーティー様『なんじゃ、お前は付き添いだけで
一週間も空けていたのか?』










ティーティー様『知らんぞ、わしは。
それを知ったら、
ローズマリーガチオコじゃぞ?』

ヤエ『うっ……』









ヤエ『とにかく、ま、
二人揃って怒られてくるわ』










雪乃『じゃあ、あの、
デーリッチもまた!』










デーリッチ『おうでち!
みんなに顔を見せて
存分に怒られてくるといいでち!』










ティーティー様『結局、あれだけの大規模ゲートで、
移動者ゼロに終わったわけか』










デーリッチ『びえーん!!』
Σティーティー様『うお、なんじゃ!?』









デーリッチ『うおーん!!良かったでちよー!!
またみんなに会えてよかったでちよー!!』










ティーティー様『おー、よしよし……!』








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全員、ハグレ王国に帰還しました!!(゚∀゚)









ハグレ祭り&次元ポータルイベントクリア!!(゚∀゚)









大学スキルも増えました!!(゚∀゚)

エステル『宜しくな~っ!!』
メニャーニャ『ちっ……先輩のサポート用か』
Σエステル『舌打ち!?』









そして遂に雪乃の『店舗提案』が……!
それは『マイナースポーツ用品店』!










雪乃『王国で頑張る覚悟を決めました。
今までは、帰りたいという思いが
引け目になって踏み込めませんでしたが、
今は、望郷の念をバネにしたいと思ってます』


ローズマリー『雪乃さん……!
ありがとう……!』










『雪乃スポーツ店』建設完了!!(゚∀゚)









ローズマリー『……って、シリアスな空気で流されていたが、
あの一角のやけに怪しい雰囲気の商品は何?』










雪乃『ああ、あれはハラキリスポーツグッズですね』









Σローズマリー『はらきりスポーツグッズゥ!?』







ハオ『すいませーん、肉サンドバックは何処にありますか?』
Σローズマリー『肉サンドバックゥ!?』
雪乃『左手奥の肉ボクシングコーナーにありますよー』
Σローズマリー『コーナーが出来るくらい人気なのかい!?』







こドラ『すいませーん、角磨き粉が欲しいんだけどぉー?』
雪乃『それならレジの横の棚でーす』
Σローズマリー『そんなのあるの!?』







ニワカマッスル『店員さーん、プロテインは何処ですか?』
雪乃『それなら入って左手の下の棚にありますよー』
Σローズマリー『!?』







ウズシオーネ『タコ足用八足靴を買いたいんですけどー?』
雪乃『吸盤式サーフィンの棚の下にありますよー』
Σローズマリー『!?!?』







ローズマリー『……なんでもあるんだなぁ。これは驚いた』
ローズマリー『じゃあ私もスポーツドリンクを一つ……!』
雪乃『すいません、当店でちょっとそれは……』
Σローズマリー『それは無いんかい!!』















雪乃『ハグレ王国は今日も賑やかです……!』










ただいまっ……!














━雪乃帰郷編━
おしまい。














▽△▽△▽以下、オマケ▽△▽△▽









雪乃編クリア後は、
あらすじ部屋に行くことを
オススメします。










ここでは、
「ヤエさん視点」での手記を
見ることが出来ます!(゚∀゚)





































私は驚くことも無く、
その結果を受け止めていた。










ほら、私は超能力者だから。
このくらいのことでは動じないのだよ。
──予知?
違う違う。










『良き出会いに恵まれるでしょう』









暇で読んでた雑誌の占いコーナーが、
今週は花丸だったからね。








ヤエさん視点でもカッケ━━(゚∀゚)━━ッ!!





ヤエさん株、
連日ストップ高!
天井しらずっ!!










デーリッチ-出撃

次回は次元の塔-8層攻略:その1でち!










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