━━最深部━━
ローズマリー『完全な行き止まり？？
い、いや、しかし、中央に何かが──』









メニャーニャ『……これはコアの残滓のようですね』















メニャーニャ『つまり、その……。
入っても、退路がなくなります』









エステル『じゃ、じゃあ……！
じゃあ、その一人を私にやらせてくれ！』





















デーリッチ『エステルちゃん！！』









デーリッチ『……デーリッチが行くでち』









































ローズマリー『デーリッチ……。
もう決めたんだね？』





エステル『マ、マリー！？
行かせるって言うの！？』





ローズマリー『うちの王様はそんなに弱くはないぞ！！』













エステル『みんなこんな気持ちで、
私達を見送っていたのか……』









































デーリッチ『メニャーニャちゃんと
ローズマリーがいれば、
何とかやってくれそうでちね……！』









エステル『なぜ、私が入っていないのかね』









デーリッチ『じゃあ！
行ってくるでちか！』









メニャーニャ『お気をつけて！』









エステル『頑張ってな、国王！』









ローズマリー『そのコアが消滅しないようなら、
ここで待つ……！
潜って消滅するようなら、
しばらくして引き返すよ！いいね！？』









デーリッチ『おっけー！
長くなると思うけど、
信じて待っていてくれでち！』









デーリッチ『んでは、渾身のぉ～！
ゲートオープン！！』









デーリッチ『突入でち！！』









ローズマリー『必ず……必ず帰って来いよっ……！！』

次回はシノブの世界：その1でち！