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『ざくざくアクターズ』プレイレビュー
決戦!その3:ヅッチー編でち!
ヅッチー『今度はヅッチーの出番だぜ!』
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遂に敵の大軍が帝都へ向けて進軍。
敵軍が深刻なマナ不足だと読んだ帝都防衛軍は、
部隊を三つ+遊軍に分ける作戦に出る。
・中央守備隊(敵を引き付ける役割)
・左翼:エルフ王国部隊&帝国騎馬隊(敵を挟み撃ちする役割)
・右翼:妖精王国部隊(敵を挟み撃ちする役割)
・遊軍:デーリッチ部隊(少数で補給地を直接叩く役割)
まずは中央守備のメニャーニャ隊が敵軍と接触。
ヅッチーの読み通り、敵が深刻なマナ不足だと看破し、
勝利を確信するメニャーニャ。
あとは事前の作戦通り、
エルフ王国部隊と妖精王国部隊が敵軍を挟み撃ちで終了かと思いきや、
「エルフ王国部隊が巨大魔物四体に阻まれて足止めされている」と報告が。
さらには、
「妖精王国部隊が目的地に現れない」との耳を疑う報告を聞かされる。
ヅッチー率いる妖精王国部隊に一体何があったのか?
舞台は一時間半前に遡る……。
━━ 一時間半前 ━━
━━ハグレ王国編成テント━━
ヅッチー『よし、メニャーニャ隊の編成は
済んだみたいだな』
プリシラ『まだ、少し余裕があるけど、
こっちの編成も、
早めに済ませておいた方がいいね』
適当に10人編成します。
帝国からの提供アイテムゲット!(゚∀゚)
ゆきのんの必死なアピールwww
頼もしいなぁ!(笑)
編成完了。
目的地に向かいます。
かなづち大明神『妖精王国のエリート妖精さん達は、
既に現場で待機してますよ』
ヅッチー『よっし、行くぞー!
妖精王国隊、しゅっぱーつ!』
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待機後、メニャーニャから突撃の指示伝令。
かなづち大明神『もう、巨大魔物が釣り出せたのですか?』
プリシラ『ううん。
まだだけど、もう間違いないから、
早めに動いてくれって』
かなづち大明神『時間の余裕をくれる分には、
ありがたいですな』
ヅッチー『よーし!
それじゃあ、みんな、出るぞー!
ヅッチーについてこーい!』
妖精達『ういーっす!!』
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ヅッチー『ん?何だか野良魔物多くね?』
かなづち大明神『この辺りの魔物ではありませんな。
あれは……ああ、タンポポ山で見た魔物だ』
プリシラ『本当だ。
一部、混ざっていますね……』
ヅッチー『お、おいおい……!
そうすると敵軍ってことだろ?
まさか、奇襲ばれちゃてるのか……!?』
かなづち大明神『……いや、その情報がばれているなら、
もっと警戒していいはず。
殆ど無防備ですぞ』
プリシラ『なんだろう?
よく分からないけど、
これだけ無防備なら、
背後からプスっとやれば倒せそうだね』
ヅッチー『幸い、時間に余裕があるし、
少しは倒しておくか……。
このまま放置して、メニャーニャ隊の
背後を取られてもまずいしな……』
敵に背後から奇襲すると有利!
背中がお留守だぜぇ!
雑魚と戦闘開始!
バックアタック成功!(゚∀゚)
その後の何度か雑魚撃破!(゚∀゚)
ヅッチー『よーし!
このくらい倒しとけば安心だろ!
しゃあ、奇襲作戦だし、
急いで先に進むぜ!』
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ヅッチー『──お、おいおい、なんだこれ!?
明らかに敵の陣じゃないか!?』
プリシラ『しーっ……!』
かなづち大明神『これは予想外ですな……。
こちらの作戦に
気付いているわけでもないのに、
これだけの兵力を割いて来るとは……』
プリシラ『一体、こいつらの目的は何でしょう?
中央守備隊の背後を取ることでしょうか?』
かなづち大明神『うーむ……そうであるならば、
機動力に優れる者だけで編成するのが
基本ですが……』
ヅッチー『スピード重視ってわけじゃなさそうだもんな。
陣だってしっかり作ってるし』
かなづち大明神『水場を求めてるだけなのか……?』
ヅッチー『面倒なことになった。
急いでいるんだがなぁ……』
プリシラ『でも、これだけの兵力を割いているなら、
メニャーニャさん達への攻撃が
おろそかになっているはずですよ?』
かなづち大明神『しかも、私達に敵は気付いていない……』
かなづち大明神『全部は無理でも、
ここで敵の指揮官くらいは
倒しておきたいですね……』
7分以内に、敵の指揮官を倒して、
マップを下に抜けろ!
敵の指揮官発見!
敵の指揮官との戦闘開始!
動揺する敵の指揮官w
ヅッチー『悪いが見逃すわけにはいかないよ!』
あっさり勝利!(゚∀゚)
敵指揮官撃破!(゚∀゚)
プリシラ『悪く思わないでね。
仕掛けてきたのは、あなた達が先だから』
かなづち大明神『……これでこの陣の指揮は混乱したはず……。
長くいたら、今度は私達が危ない。
急いでこの陣を抜けましょう……!』
敵陣から無事脱出成功!
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ヅッチー『ふぅーっ……。
このくらい距離を稼げばいいだろ!
上手くいったな!』
プリシラ『ええ、上々の戦果ですよ。
みんなに良い土産話が出来ましたね』
ヅッチー『おう!
かなちゃん、時間は?』
かなづち大明神『まだ大丈夫ですよ。
このまま急げば、十分に間に合いますね』
ヅッチー『何だか追い風が吹いている感じだな……!
一時はどうなるかと思ったけそ、
やってみれば、良い方向に転ぶもんだ』
プリシラ『ふふふ、そうね(ほっ、とするヅッチーかわいい!)』
Σプリシラ『えっ!?』
ヅッチー『どうした?プリシラ?』
プリシラ『そんな……!?
だって!?』
ヅッチー『なんだ?
後ろに何かあるのか!?』
Σヅッチー『な、なんだ、ありゃあ!?
何処の誰が連れてきた!?』
かなづち大明神『明らかにおかしい……!
敵が報告を聞いて差し向けたのでは、
時間の計算が合わない……!』
ヅッチー『だったら、どういうことなんだよ!?
それにアレって、中央守備隊が
引き付けてるんじゃないのかよ!?』
プリシラ『それよりも、こっちに来ますよ!?
どうします!?』
かなづち大明神『やり過ごすのは無理ですね。
仮に逃げても今度は挟み撃ちにされてしまう……!』
ヅッチー『ええい!
腹をくくったぜ!
巨大魔物の数は決まっている。
どこで出会ったって同じだ!』
ヅッチー『どうせ、弱ってんだろう!?
倒すしかないなら!
一分でも早く倒してしまおうぜ!?』
ヅッチー『ひるむな!
突撃ーっ!!』
巨大魔物『アシッドドラゴン』と戦闘開始!
━━数ターン後━━
ヅッチー『……よーし、いける!
これなら、勝てるぞ!』
プリシラ『やはり、弱っていましたね……!
きっと今頃中央でも、
続々と撃破報告が……!』
━━巨大魔物『アンノウンビースト』出現!━━
Σヅッチー『……え?』
プリシラ『し、信じられない……!
嘘でしょう!?』
かなづち大明神『二体目……!
どうしてこちら側に二体も!?』
ヅッチー『おい、これでもまだ
奇襲は読まれていないってのかよ!?』
かなづち大明神『いや、読まれていないはずです……。
奴等、うちとの遭遇に戸惑っている……!
しかし、報告がいったにしては、
ここに来るのが早すぎる……』
かなづち大明神『元から、ここを通る予定だった……。
としか、考えられない』
ヅッチー『なんだそりゃ!?
正面決戦を捨てて、
何も無い場所に二体も回したってのか!?』
かなづち大明神『とにかく、倒すしかない。
もう今更退けないのです……!』
かなづち大明神『弱っている方に集中して!!
敵が動揺から立ち直る前に、
先に一体撃破してしまうのです!!』
ヅッチー『よし、まずは一体撃破だぜ!』
ヅッチー『残り一体!!』
もう一息!
巨大魔物『アンノウンビースト』を倒した!
巨大魔物『アシッドドラゴン』、
巨大魔物『アンノウンビースト』撃破!(゚∀゚)
ヅッチー『おりゃーっ!!!』
ヅッチー『ぜぇはぁ……』
ヅッチー『くそっ!
さすがに、だいぶ遅れちまったぞ……!』
プリシラ『だけど、ここで二体倒したのだもの!
守備隊が、もしくはエルフ軍は
少しは楽を出来ているはず……!』
ヅッチー『そうだな……!
数は決まっているんだから──』
かなづち大明神『……その認識が、
誤りだったのかもしれない……』
かなづち大明神『奴等は十六体じゃないのかもしれない。
もしかして、他の小さな魔物と同じように、
補充が効くのでは?』
ヅッチー『じょ、冗談よせよ、かなちゃん……!
そんなのもう、勝ち目がないじゃんか!』
かなづち大明神『洞窟や、遺跡の地下に、
巧妙に隠してあったのかも……』
ヅッチー『かなちゃん!!』
ヅッチー『……行こう!
話している場合じゃない!!』
太古の森『いたぞっ!!こっちだ!』
ΣΩΩΩ『!!?』
ヅッチー『くそっ!
こんな時にぃ……!!』
かなづち大明神『時間をかけすぎましたか……。
このままだと背後からも続々と追ってがやって来るでしょう』
ヅッチー『だけど、行くしかないだろ!?
私達が行かないと、
メニャーニャ達が死んじゃうんだぜ!?』
かなづち大明神『ええ、行くしかありません。
しかし、ここには蓋がいりますね』
かなづち大明神『ヅッチーとプリシラ達は行きなさい。
私がここに残りましょう』
かなづち大明神『巨人は敵の専売特許じゃないことを、
あいつらに教えてあげますよ。
ここならば、狭い。
私が一人いれば十分に圧倒出来る』
ヅッチー『何言ってんだ……!
置いてけって言うのか!?』
ヅッチー『馬鹿言うな!!
かなちゃんを置いていけるかよ!
だったら、私もっ!!』
かなづち大明神『ヅッチー、
あなた言いましたよ?
私達が行かないと、
メニャーニャ達が死んじゃうって』
かなづち大明神『私なら大丈夫。
見て下さい、この図体!
でっかいハンマーで叩かれたって、
死にはしませんよ……!』
かなづち大明神『ヅッチー、あなたは王様なのです。
難しい選択を迫られる職業なのです』
かなづち大明神『取り返しの付かないことになる前に、
メニャーニャさん達を助けに走りなさい』
ヅッチー『駄目だっ!!
出来ないよ!かなちゃん!!』
かなづち大明神『おや、犠牲になるつもりなんて
毛頭無いですからね。
ヅッチーが頑張って、中央に穴を開けたら、
私に援軍を出してくださいよ』
かなづち大明神『あんまり遅いと暇して、
昼寝をしているかもしれませんから、
その時は優しく起こしてやってね……!』
ヅッチー『かなちゃん!!』
かなづち大明神『プリシラ!!
ヅッチーを連れて走れ!!』
ヅッチー『バ、バカヤロー!
冷たいヤツだな!?
心まで冷血になっちまったのか──!?』
プリシラ『いいから、走るよ!
走って、走って、そしたら戻って来るよ!』
プリシラ『助ける為に進むんだ!
色んな人達の命が、
あんたの肩にかかってんだよ!!』
プリシラ『どうした!?
自慢の素早さ!
見せてやりなよっ!!
それとも足が震えて動けないかっ!?』
ヅッチー『ちっくしょうおおおおおっ!!』
プリシラ『王国兵っ!
死ぬ気で突撃とかけるわよっ!
ヅッチーにつづけーっ!!』
かなづち大明神『さぁてと……。
お相撲でも、始めましょうかね!?』
次回は決戦!その4:続・ヅッチー編だぜ!
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